グループレベル

[グループ]ロジックユニットは、データビューの処理中にブレイク処理をさせるものです。

グループレベルは、バッチタスクの場合にのみ有効です。

一定のレベルでの合計値を計算したり、グループ毎にデータを表示したり、帳票でグループに分けて出力したりする場合に使用することができます。

グループレベルは、指定した項目でレコードをグループ分けします。例えば、顧客番号や購入数に対するグループレベルを定義することができます。グループレベルで定義された項目の内容が変わった場合、前処理と後処理にその変更内容に応じた処理を定義します。

1つのタスク内に異なる項目に対する[グループ]ロジックユニットを定義することができます。

ロジックユニットの定義順は、タスクのソート処理で定義されたセグメントの順番と合わせるようにしてください。例えば、タスクのメインソースのインデックスセグメントがCountry_Code、City_Codeの順番の場合、[グループ]ロジックユニットも同じ順序で定義する必要があります。

ソートセグメントの途中に定義された項目から始まる[グループ]ロジックユニットを定義すると、正しい結果にならない場合があります。

グループ前

[グループ前]には、ブレークパラメータの値が変わった後に実行する処理コマンドを定義します。つまり、ブレークパラメータ内の新しい値をもとにレコードのグループ処理を開始します。

このレベルは、通常は、帳票のグループヘッダを印刷する場合に使用されます。定義することが可能なグループレベルの数は制限がありません。

グループ後

[グループ後]には、変更されたブレークパラメータの値を持つレコードを処理する前に実行する処理コマンドを定義します。[グループ後]も、帳票のグループフッタを印刷するために使用される処理コマンドを定義します。

注意:

[グループ後]は、[グループ前]の後に定義する必要があります。この間に新しい[グループ]ロジックユニットを定義しないでください。

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