マルチスレッドモードでMagic xpaが動作している場合、INIPut関数の動作は、エンドユーザがコンポーネントにアクセスするコンテキストによって異なります。エンドユーザがコンポーネントのタスクにアクセスしてINIPut関数を使用する場合、次のように動作します。
[強制書き込みフラグ]が「True」の場合、MAGIC.INIが更新され、変更内容は全てのアクティブなコンテキストに影響を及ぼします。
[強制書き込みフラグ]が「False」で、動作環境の変更内容がコンポーネントのタスクに関連付けられている場合、変更内容は現在のコンテキスト内の全てのプログラムに影響を及ぼします。エンドユーザがコンポーネントタスクを再開した場合、環境設定値は、コンポーネントと関連付けられている環境特性から再度受け取る必要があります。
[強制書き込みフラグ]が「False」で、環境設定値がコンポーネントに指定されていない場合、この環境設定値は現在のタスクに対してのみ更新されます。
リッチクライアントタスク
INIPut関数の強制書込フラグは、Falseと評価された場合、関数はニュートラルと動作し、サーバ/クライアントにはアクセスしません。サーバ/クライアントでのコンテキストは、次のアクセス時に更新されます。
強制書込フラグは、Trueと評価された場合、関数は実行の直後に(INIファイルを即更新するため)サーバにアクセスします。