Local データベース

Localデータベースは、RIAクライアントでローカルクライアントにデータを保存、アクセスする場合に使用することができます。このデータベースを使用することで、サーバにアクセスしないオフラインプログラムで、クライアント側にデータを保存したり、利用したりすることができるローカルデータソースを定義することができます。

ローカルストレージを使用することで、データをローカルのキャッシュに格納することができ、パフォーマンスを向上させることもできます。

以下は、Localデータベースで動作する上での関連情報です。

埋め込みSQL

Localデータベースは、埋め込みSQLのステートメントで使用することができません。

トランザクション

ローカル・データソースに対するトランザクションは、物理トランザクションとして動作します。ローカル・データソースを含むすべてのタスクは、同じトランザクション内で動作します。

コミット

ローカルデータのコミットは、トランザクションをオープンしたタスクによって行われます。トランザクションが兄弟関係のタスクでも開始される場合、これらのタスクのデータもコミットされます。

ロールバック

ローカル・データソースを持つタスクをロールバックすると、以下の内容がロールバックされます。

  • ローカル・データソースを持つすべてのタスク

  • 親タスクの遅延トランザクション

 

注意:

  • テーブルの作成時に"unrecognized token"エラーが発生する場合は、データソースのカラムの[データベースデフォルト値]特性を二重引用符 囲んで定義するようにしてください。

  • Android上では、Local データベースでのBLOB項目の最大サイズは1MBです。大きなサイズのデータをRIAクライアント側に格納する場合には、ClientBlb2File() 関数を使ってファイルとして格納することを推奨します。

 

サポートバージョン:

2.4