トランザクションを開くタスクは、トランザクションに関連する各データベースを使用したテーブルを少なくとも1つは定義しておく必要があります。テーブルを定義しないで、トランザクションを(タスクまたはレコードレベルで)オープンする必要がある場合は、ISAM トランザクションの利用を考慮してください。
組み込みSQL機能の利用
Magic xpaは、同時に複数のSQLデータベースにアクセスすることができ、開発者がデータベースとのやり取りを理解できるようにしています。
Magic xpaは、タスクの処理コマンドとパラメータをSQLステートメントとして変換します。
この動作は、DBMS APIを使用して各データベースと直接にアクセスする専用のゲートウェイの使用することで実現しています。
Magic xpaのデータベースゲートウェイは、Magic.iniファイルの[MAGIC_GATEWAYS]セクションで定義します。
SQLデータベースを使用して動作するようにMagic xpaの実行環境を定義するためには、Magic.iniファイルの設定内容を知っておく必要があります。
ダイレクトSQL機能の利用
Magic xpaは、任意のSQLステートメント(ANSI SQL)を含んだプログラムを作成することも可能です。このステートメントは、Magic xpaでチェックされず直接データベースに送られます。
このオプションは、Magic xpaの処理コマンドではサポートされなかったり、(統計処理などので)SQLステートメントを直接発行した方が、より効率的に実行される場合に有効です。
オンラインタスクでは、ステートメントの結果セットやプロシジャーを格納する新しいテーブルを作成します。テーブルを作成する処理は「重い」処理になるため、オンラインタスクで頻繁にダイレクトSQLタスクを使用することは推奨されません。
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