[データ]リポジトリを終了したり、別のデータの行に移動した場合、データのカラムやインデックス、[データソース特性]の定義内容を変更していると、自動的に変換処理が起動されます。
以下の2つのケースでMagicはデータソースの変換処理を行います。
[カラム特性]を直接変更したり、カラムやインデックス、外部キーを追加したり変更した場合。この場合、Magic xpaは自動的に変換用のダイアログボックスを表示します。
データソースのカラムが使用している項目モデルの特性を変更した場合。この場合、変換用のダイアログボックスは自動的に表示されません。開発者がデータソースを指定し[オプション]メニューの[データソースの変換]を選択することで変換処理を行うことができます。
注意: |
インデックスを「重複可」から「重複不可」に変更した場合、重複したインデックス条件と一致する行は変換処理によって削除されます。 |
Magic xpaは、テーブル行の処理を終了したり[データ]リポジトリを終了するまで、修正の前後のテーブル構成を保持します。変換処理を中止すると、DBMSテーブルの物理的構成と論理的構成に不整合が生じることがあります。この場合、Magic xpaは自動調整することができず、次にテーブルにアクセスした場合エラーが発生する場合があります。
変換処理は、以下の手順で実行されます。
変換処理の[確認]ダイアログが開きます。[はい]を選択すると、テーブルが自動的に変換されます。処理を中止した場合には変換は行われず、修正を手作業で戻す必要があります。
変換処理が確定されると、使用するデータベースに応じてバックアップ処理の[確認]ダイアログが開きます。元のDBMSテーブルのコピーを修正前のままで保持したい場合は、[はい]を選択します。この処理では、BCK ファイル(例えばDMBCK001.DAT)がカレントディレクトリに作成されます。ただし、カレントディレクトリには十分なディスクスペースが必要です。
変換処理が確定されると、[データソース変換]ダイアログが表示されます。このダイアログでは、DBMSテーブルを以前に定義したインデックスに合わせて再配置するように指定できます。インデックス「0」の場合、行が物理順序に配列されます。テーブルをあるインデックスに合わせて配列したい場合、インデックステーブルの番号を入力するか、[インデックス一覧]にズームしてインデックスを選択します。
注意: |
[インデックス一覧]には、変更前のインデックスのみ表示され、新たに定義されたインデックスは利用できません。テーブルを頻繁に使用するインデックスに合わせて配列することで、テーブルの検索や入出力処理でのパフォーマンスの向上が期待できます。 |
[データソース変換]ダイアログで「OK」を選択すると、変換処理が実行されます。変換ウィンドウが現れ、変換された行数が表示されます。ウィンドウが閉じると、テーブルの変換が完了したことになります。
「キャンセル」を選択するとダイアログボックスは閉じます。Magicはモデルが変更されていることを記憶しており、再度[オプション/データソースの変換]が選択されたとき、同じダイアログが表示されます。
注意: |
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