[位置]特性は、各コントロールの以下の設定を行います:
フォームのサイズの変更方法にもとづくいて、コントロールのサイズを変更する
フォームのサイズの変更方法にもとづくいて、コントロールを移動する
[幅]または[高さ]の特性を「100」に設定すると、フォームの対応する方向の変更サイズに対して100%連動することを意味しています。「50」に設定した場合、半分のサイズで連動します。
[X]または[Y]の特性を「100」に設定すると、フォームの対応する方向の変更位置に対して100%連動することを意味しています。
例
フォームの大きさを変更した場合:
X=100/Y=100に値を定義した場合、コントロールを右下の位置を維持します。これは、フォームのサイズを変更してもそのままの位置で表示させたいボタンなどで利用できます。
幅=100に値を定義した場合、コントロールの大きさを水平方向に変更します。これは、コントロールのサイズがデータより小さくなる場合に利用できます。
X=100に値を定義した場合、コントロールを水平に移動します。このコントロールが[幅]が「100」に設定されたコントロールの後に表示されている場合に利用できます。
コントロールの[位置]特性が「0」の場合、フォームサイズが実行時に変更されても、コントロールの相対的なサイズは変更されません。[位置]特性が>0の場合、フォームサイズが実行時に変更されると相対的なサイズも変更されます。
[テーブル]コントロールで[位置]特性を使用した場合、よりわかりやすくなります。テーブルの下辺位置が「100」に設定されている場合、フォームのサイズを変更すると、テーブルの表示行数が変化します。右辺位置が「100」に設定された場合、カラムのサイズが変更され、表示されるデータ長が変わります。
注意: |
コントロールは、オリジナルサイズより小さくなりません。従って、フォームのサイズの最小サイズを前提に、各コントロールを定義してください。 |
モバイル仕様: |
表示される画面サイズはデバイスによって異なるため、[位置]特性の設定内容に基づいてコントロールの位置やサイズが自動的に変更されます。運用時に表示される最小の画面サイズをもとに画面を設計することを推奨します。 |