[プッシュボタン]コントロールの詳細

特性

内容

モバイル

データ

データは、データ項目(値)または式として指定します。

イメージボタンの場合は、イメージファイルのパス名が指定されたデータ項目を定義するか式でパスを指定します。

Android

iOS

項目

[データ]特性で指定されたデータ項目の名前が表示されます。

Android

iOS

コントロール名

コントロールの名前を指定します。クラス0フォーム内に定義されたコントロールに名前を付けると、関数や[コントロール]ロジックユニットで参照することができます。LastClicked関数の説明も参照してください。

[コントロール名]特性は30桁に制限されます。末尾の空白は自動的に削除されます。[フォーム]エディタ内のコントロールのコピー処理では、この特性はコピーされません。

Android

iOS

書式

[プッシュボタン]コントロールの書式を指定します。ここで変更できるのは、現在のフォーム表示の形式だけです。初期設定値は、[項目特性]の設定から継承された書式になります。[式]エディタにズームして、コントロールの書式を表す式を入力することもできます。

[データ]特性にデータ項目が定義されていない場合、[書式]特性に定義された内容がプッシュボタン上に表示されます。アンパサンド(&)文字は、プッシュボタンのショートカットキーとして使用されます。アンパサンドの後に定義された文字が下線表示になります。実行時は、Alt+ショートカットキーを押下するとプッシュボタンがクリックされたように動作します。プッシュボタンの[データ]特性が定義されていない場合は、プッシュボタンがパーク可能でないため、この機能は便利です。

注意:

[データ]特性にデータ項目が定義された状態で、ここにプッシュボタンの表示内容を定義すると実行時に文字化けする場合があります。

Android

iOS

選択したデータ項目または式の型です。データ項目を設定した場合、この値は変更できませんが、式を設定した場合は変更できます。

Android

iOS

ボタンスタイル

コントロールの形状を指定します。

Andoid

iOS

デフォルトイメージファイル名

コントロールに表示されるイメージファイル名を指定します。

イメージはオリジナルのサイズで表示され、[垂直整列]と[水平整列]特性の値に基づいてコントロール内で整列します。

この特性は、オンラインタスクでのみ有効です。

注意:

MAGIC.INIファイルの[MAGIC_SPECIALS]セクションに "SpecialConvAddSlash=N" というパラメータが設定されていないと、[データ]特性にイメージファイルのパスを定義する必要がある場合があります。

 

イメージ一覧ファイル名

開発環境でのみコントロールに表示されるイメージファイル名を指定します。

イメージはオリジナルのサイズで表示され、[垂直整列]と[水平整列]特性の値に基づいてコントロール内で整列します。

この特性は、リッチクライアントタスクでのみ有効です。

イメージファイルは、サーバから取得されます。

Andoid

iOS

実行イベント

エンドユーザがボタンを選択した時に実行される内部イベントを指定します。[イベント一覧]にズームしてイベントを選択します。

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iOS

パラメータ

ここには、イベント発行時に、[イベント]ロジックユニットに渡すパラメータを定義することができます。イベントに渡すパラメータの数がここに表示されます。ここからズームすると[パラメータ]テーブルが表示され、必要なパラメータを設定することができます。

[プッシュボタン]によって発行されるイベントは、「ウェイト=No」として動作します。このため、パラメータを戻り値として使用することはできません。

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iOS

実行元

イベントがどこで実行されるかを指定します。指定できるオプションは以下の通りです。

  • C=コンテナタスク(デフォルト) …… プッシュボタンが定義されたタスクでのみイベントが実行されます。

  • T=フォーカス上のタスク …… [パーキング可]特性が「No」の場合のみ有効です。「Yes」の場合、[実行元]特性は無視され、イベントはコンテナタスクで実行されます。この設定でイベントを実行した場合、フォーカス内の(サブ)タスクでイベントが実行されます。

注意:

プッシュボタンがパーク可能に設定されている場合、フォーカスのあるタスクがコンテナタスクとなります。

従ってこの場合に、この特性は意味がありません。フォーカス上のタスクに設定された[実行元]特性を使用して、イベントを発行した場合、イベントはフォーカスのあるタスクで発行されます。

 

コンテキストメニュー

コントロール上で使用されるコンテキストメニューを指定します。この特性には、9999までの数値を入力することができます。存在していないメニュー番号を入力した場合、「0」にリセットされます。ここからズームして、[メニュー一覧]にアクセスできます。

式でメニューを指定することもできます。この式は再計算され、コンテキストメニューの表示要求がある度に評価されます。実行時、式は[メニュー一覧]内のメニュー番号として評価されます。

デフォルト値は「0」です。

 

ドラッグ許可

同じMagicアプリケーション間でのコントロールからコントロールへのデータのドラッグ処理や、同一PC上のMagic xpa以外のアプリケーションとの間でのデータのドラッグ処理を可能にします。

このコントロールからコピーされたデータは、[ドラッグ開始]イベントによるロジックユニットによって意図的に設定されるか、Magicエンジンにより自動的に設定されます。

注意:

ここに設定された式は、タスク起動時にのみ評価されます。

 

ドロップ許可

同じMagicアプリケーション間でのコントロールからコントロールへのデータのドロップ処理や、同一PC上のMagic xpa以外のアプリケーションとの間のデータのドロップ処理を可能にします。

このコントロールへのデータのコピーは、[ドロップ]イベントによるロジックユニットによって意図的に行われるか、Magicエンジンにより自動的に行われます。

注意:

ここに設定された式は、タスク起動時にのみ評価されます。