この特性は、表示形式フォームをどのように開くかを定義するものです。設定できるオプションは以下の通りです。
値 |
内容 |
C=カスタム |
ウィンドウは、フォームの[X]と[Y]の特性で定義された位置に表示されます。フォームサイズは[高さ]と[幅]特性に基づいて表示されます。 |
B=OSデフォルト |
ウィンドウは、OSによって定義されたデフォルトの位置とサイズをもとに表示されます。[X]、[Y]、[幅]と[高さ]の各特性は、無視されます。 [開始時の位置]特性が「Windowsデフォルト」に設定された場合、オンラインとリッチクライアントでフォームのサイズが異なります。 |
P=親ウィンドウの中央 |
ウィンドウは、親タスクのウィンドウの中央に表示されます。フォームサイズは[幅]と[高さ]の特性によって定義されます。 |
M=MDIの中央 |
ウィンドウはMagic xpaのクライアントエリアの中央に表示されます。フォームサイズは[幅]と[高さ]の特性によって定義されます。 |
D=デスクトップの中央 |
ウィンドウはデスクトップ領域の中央に表示されます。フォームサイズは[幅]と[高さ]の特性によって定義されます。 |
L=OSデフォルト位置 |
ウィンドウは、Windowsのデフォルトの位置に表示され、フォームサイズは[幅]と[高さ]の特性によって定義されます。 |
注意: |
もし親タスクがオープンするフォームを持たない場合、その上位のタスクのフォームを親のフォームとします。全ての上位タスクがオープンするフォームを持たない場合、「M=MDIの中央」に設定されたフォームとして動作します。 |
SDIウィンドウでの[開始時の位置]特性
[開始時の位置]特性で、SDIウィンドウで「M=MDIの中央」か「P=親ウィンドウの中央」が指定された場合、「D=デスクトップの中央」を指定したような動作になります。これは、SDIウィンドウがMagic xpaのMDIの外部に表示されるため、「M=MDIの中央」と「P=親ウィンドウの中央」のオプションは不適当なものと解釈されるからです。
モバイル仕様
この特性は、以下のデバイスのポップアップフォームでのみ有効になります。
iOS(サポートバージョン:2.3)
Android(サポートバージョン:2.5)
「カスタマイズ」が指定された場合、フォームの[X]または[Y]特性によって定義された位置でポップアップウインドウが表示されます。
「…の中央」が指定された場合、デバイスの中央でポップアップウインドウが表示されます。
「…のデフォルト」が指定された場合、開いたコントロールの隣にポップアップウインドウが表示されます(iPadのみ) 。