[テーブル]コントロール

[テーブル]コントロールは、タイトル領域と繰返し領域に分かれています。これらの領域にはテーブルの線が表示されます。

[テーブル]コントロールを含むフォームのグリッドのサイズを変更すると、[テーブル]コントロールのサイズもそれに応じて変更されます。水平方向の変更に対して、サイズ変更率を制御する[位置]特性が影響します。例えば、[位置]特性を80%に設定して、フォームのサイズを10ピクセル増やした場合、[テーブル]コントロールのサイズは8ピクセル増えます。

垂直方向の配置の場合、フォームがどのようにサイズ変更されたかによって、[テーブル]コントロールに表示される行の数が増減します。使用できるデータがなくなると、[テーブル]コントロールには空の行が表示されます。カーソルが置かれている[テーブル]コントロールの行は常に表示されます。

[テーブル]コントロールでは、ドラッグ&ドロップによってテキストを操作することができます。[テーブル]コントロールのレコードをマークすることで、全てのマークされたレコードに対して[ドラッグ開始]イベントを発生させることができます。マウスの左クリックを行い、コントロールを持ち上げると、Magic xpaがドラッグ操作を認識し、編集モードでのオープンしなくなります。

[テーブル]コントロールの特性は、以下のセクション毎に定義されています。

注意:

  • フォームに配置できる[テーブル]コントロールは1つだけです。従って、フォーム上に既に[テーブル]コントロールが配置されている場合は、[コントロール]パレット上の[テーブル]コントロールアイコンは無効表示になります。

  • [テーブル]コントロールに配置されるすべてのコントロールは、コントロールにリンクされます。テーブル上にコントロールをドロップすると、自動的にリンクされます。テーブルの外にコントロールをドロップした後に、テーブル領域に移動した場合は、テーブルにリンクされず、テーブルの背後に表示されます。この場合は、手動でリンクを定義する必要があります。

  • クラス>0のフォームに[テーブル]コントロールを配置すると、明細エリアでは出力するレコード毎に行が複写されます。これは、定義された行数分のみフォームに表示され、スクロールすることができるクラス=0のフォームとは異なります。この動作によって、テーブルのデザインを行わなくても表形式でデータを印刷できるようになります。

  • 以下のコントロールは、[テーブル]コントロールにリンクできません。

  • .NET

  • ブラウザー

  • リストボックス

  • ラジオボタン

  • タブ

実行時の動作

リッチクライアントの[テーブル]コントロールでは、選択されたレコードからフォーカスを移すことなくレコードのスクロールを行うことができます。テーブルのスクロールバーやマウスホイール、またはコンテキストメニューを使用してスクロールすることができます。

さらに、Ctrl+PgUp/PgDnを使用して、現在表示中の先頭/末尾レコードを選択することができます。

モバイル仕様:

[テーブル]コントロール内では水平スクロールはサポートされません。特定の領域内でテーブルをスクロールさせる必要がある場合、サブフォーム内にテーブルを配置してください。これによって、サブフォーム領域内でスクロールが実行されます。

関連トピック: