親と子の異なるレベルのデータを表すノードデータを持つツリー構造のテーブルをメインソース(または結合テーブル)として使用した場合、このデータビューを[ツリー]コントロールを使用して表示することができます。
異なるデータレベルを表示するには、[ツリー]コントロールの以下の特性を設定します。
ルート値 …… 実行エンジンがデータツリーを作成する開始ポイントとして使用される値を式で指定します。この値は、次のレベルのデータにつながる先頭のノードとして表示されます。ルート値が指定されない場合、次のレベルのデータにつながる先頭レコードがないことになります。この場合、実行エンジンは、次のレベルの個別の親ノードとして表示されたデータによってデータツリーを作成します。
親のID …… タスクのデータビュー内の親レコードを表す項目。式で定義できません。
ノードID …… タスクのデータビュー内の子レコードを表す項目。式で定義できません。ノードIDは、ツリー内でユニークになるようにしてください。ノードIDとして割り当てる項目で、ユニークなインデックスを定義することをお勧めします。
[ツリー]コントロールは、1 つのデータベーステーブルで定義されたメインまたは結合リンクテーブルのレコードでのみ表示できます。
[マルチマーク]特性を「Yes」に設定すると、複数のノードを選択することができます。
[ツリー]コントロールの特性は、以下のセクション毎に定義されています。
注意: |
フォームのクラスを「0」から「1」以上に変更した場合、[ツリー]コントロールは削除されます。 |
制限事項:
マルチマーキングやドラッグ&ドロップ、または透過背景色をサポートしていません。
モバイル環境ではサポートされません。
オフラインタスクではサポートされません。
ローカルデータ・ソースは、[ツリー]コントロールが定義されたタスクで使用できません。
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