フィルタ

サーバ側 – フィルタ設定  

Mgrb.ini

スレッドを異なる種類のリクエスト(例えば、HTTPリクエストやSOAPリクエスト、COM リクエスト、フィルタ外のリクエスト)に割り当てらるために、フィルタ設定を使用することができます。

フィルタは、1つのタイプのリクエストによって他のタイプのリクエストを処理するMRBとサーバの能力を消耗しないようにすることで、サービスレベルを向上させます。

例:下記の例は、20スレッドのライセンスによるアプリケーションサーバを異なる種類のリクエストにを処理する際に、以下のように指定します。

HTTP_endusers:40% | SOAP_primary:10% | SOAP_secondary:5% | RemoteCalls:10% | COM:5%

注意:

累積されたパーセンテージが100%より大きい場合、累積値を超える最後のフィルタ入力値が100%と等しくなるように調整されます。そして、すべての二次的なフィルタは破棄されます。

Magic.ini

キーワードをMagic.iniファイルに設定すると、値はサーバからMRBに送られて、(指定したサーバ用の)MRBのデフォルト設定に置き換わります。

クライアント側 – フィルタ設定

Mgrb.ini

関連する(通常は、リクエスタとしての同じフォルダ内の)Mgreq.iniに設定されたフィルタの設定値を基に、MRBは現在のリクエスタからリクエスト受け取ります。Filter=name

例:Filter= HTTP_endusers

Magic.ini

同様に、[サービス特性]に設定されたフィルタの設定値を基に、MRBは、 Magicエンジンからのリモートコールを処理します。Filter=name

例:Filter= RemoteCalls