.NETコードをMagic xpaのコードに変換する

.NETコードをMagic xpaコードに移行する際、手助けとなるFAQを列挙します。

どのアセンブリを参照した方がよいのでしょうか?

アセンブリを使用するには、Magic xpaの[コンポーネント]リポジトリにアセンブラを登録しておく必要があります。

最初にすべきことは、どのアセンブリを使用するかを見つけることです。

この情報は、通常はアセンブリを提供しているベンダのHPか、Google検索などを利用して取得することになります。

たとえば、DevXpress(http://documentation.devexpress.com/#WindowsForms/CustomDocument1921)の‘PivotArea’列挙の内容は、DevExpress.PivotGrid.v11.1.Core.dllアセンブリ(http://documentation.devexpress.com/#CoreLibraries/DevExpressXtraPivotGridPivotAreaEnumtopic で定義されています)で見つかります。

.NETコードと同等機能をMagic用に移行するにはどうすればよいのでしょうか?

.NETオブジェクトのプロパティを設定する場合は、DNSet(property,value)関数を使用する必要があります。

例:‘fieldOrderDate.AreaIndex = 0;' という処理は、DNSet(A.AreaIndex,0)と記述します。

Aは、.NET型のデータ項目(fieldOrderDate)で、AreaIndexはそのプロパティ名です。そして、「0」で更新されます。

.NETコードの'Type Var' 処理はどのようにして、Magic用に移行するのでしょうか?

'Type Var’の組合せを持っている場合、通常.NETデータ項目を定義する必要があることを意味します。

例:‘DataTableなsourceData’文は、.NET型の変数項目(‘sourceData’ と命名します)を作成し、オブジェクトタイプを‘System.Data.DataTable’として定義します。

'New'オペレーションは、どの様に移行しますか?

.NETオブジェクトの更新は、通常はオブジェクトのインスタンス化を行うために実行されます。

例:‘DataTable sourceData = new DataTable();

[項目更新]処理コマンドで、変数AをDotNet.System.Data.DataTable() で更新します。Aは、‘System.Data.DataTable’タイプの.NETデータ項目です。

.NETオブジェクトのプロパティを取得したり、.NETをメソッドを呼び出すにはどのようにしたらいいのでしょうか?

‘XX.YY’表記法は、プロパティの値を取得したり、メソッドを実行する場合に使用されます。

例:DotNet.DevExpress.XtraPivotGrid.PivotArea.RowArea

.NETコード内のブラケット(‘{}’) 処理を移行するにはどのようにすればよいでしょうか?

ブラケットは、通常は初期値が設定された.NETの配列を定義するために使用されます。Magic xpaでは、.NET用の配列セルを設定する必要があります。

例:‘MyRange = new Object[] {“aaa”,”bbb” }’  は、以下のように2つの部分から構成されます。

項目更新  A  DotNet.System.Object[2]

A:‘System.Object[]’タイプの。NET型変数

これは、‘MyRange = new Object[]’ の’ステートメントと同等です。

DNSet(A[0]、’aaa’)

DNSet(A[1]、’bbb’)