.NETの配列

Magic xpa内から.NETを使用してプログラムを実行させ、プログラムが.NETの実行エラーを発生させた場合、Magicプログラムから.NETの例外を補足して、エンドユーザに対して問題のソースに関する基本的な情報を提供することは重要です。

.NETの配列定義

.NETの配列は、Magic xpaのベクトルと同じようなものです。配列とは、同じタイプの複数の値を保持することができるデータ項目です。Magic xpaのベクトル項目とは対照的に、.NETで動作する場合、事前にセルまたは配列の定義数を決めておく必要があります。

.NETの配列を定義することは、通常の.NETオブジェクトを定義することと非常によく似ています。Magic xpaで配列を定義するには、.NETと同じような方法で、角括弧[]を.NETオブジェクトタイプに追加します。配列を定義する場合、配列のサイズは定義しません。オブジェクトのコンストラクタを使用するときに宣言されます。

ブラケット内に、使用したい要素の数を入力します。

DNSetを使用して要素の値を設定するには、以下のように使用します。

DNSet(H[2],2)

 

.NETの配列は、"0"から開始されます。これは、H[2]が3番目の要素であり、2番目ではないことを意味します。Magic xpaのLoopCounter関数は、1から開始されます。したがって、H[0]要素を設定するためには、LoopCounter()-1から開始させる必要があります。