.NET項目の利用

一旦、アセンブリを読み込むようにした場合、アセンブリを使用するために.NETデータ項目を作成する必要があります。[データビュー]エディタで、他のデータ項目と同じように.NET型のデータ項目を作成します。

[.NET]セクションの[オブジェクトタイプ]特性を設定する必要があります。

コントロールとして.NETデータ項目を使用するには、[フォーム]エディタ上で[項目]パレットからこのデータ項目をドラッグします。[.NET]コントロールは、Magic xpaの特性とオブジェクト独自のプロパティを持っています。[.NET]コントロールのMAGICモデルを定義することができ、その際、オブジェクトのプロパティをモデルの[特性]シートで設定することができます。

.NET項目の初期設定

フォームが表示される際に、コントロールに対応する.NET項目は自動的に初期設定されます。しかし、コントロールが割り当てられていない.NET項目は、コンストラクタによって手動で初期設定する必要があります。既存の.NETオブジェクトによって更新したり、.NETオブジェクトを作成するメソッドを実行することで初期設定することができます。

例:項目更新  A  DotNet.System.Drawing.Font ("MS ゴシック",0)

注意:

  • .NET項目は、リッチクライアントタスクからバッチタスクにパラメータとして送ることができません。

  • リッチクライアントタスクで定義された.NET項目を、バッチタスクで使用することはできません。

  • メインプログラムで定義された.NET項目は、パラメータとしてリッチクライアントタスクに渡すことはできません。

  • メインプログラムで使用される.NET項目は、(.NETオブジェクトの異なるインスタンスとなる)クライアントとサーバで"繰り返され”ます。これは、メインプログラムで定義された.NET項目がリッチクライアントタスクやバッチタスクで使用できることを意味します。しかし、リッチクライアントタスク内の項目のあらゆる更新は、バッチタスクでは利用できません。これは逆もまた同じです。