文字の読み方(発音)の比較
スペルは異なるが、発音が似ている2 つの文字列の発音を比較します。
構文:
SoundX(文字列)
パラメータ:
文字列 …… 発音をチェックする文字列
戻り値:
4文字からなる値
例:
SoundX('John Doe')=SoundX('Jhn De')
「True」 が返ります。
参考:
文字列の発音値は以下のように計算されます。
先頭のスペースを無視します。
文字:A,E,I,O,U,Y,H,W を無視します。
大文字と小文字の区別を無視します。
最初の(スペースを除いた)文字を大文字に変換して、戻り値の先頭とします。
B,F,P,V を1 に変換します。
C,G,J,K,Q,S,X,Z を2 に変換します。
D,T を3 に変換します。
L を4 に変換します。
M,N を5 に変換します。
R を6 に変換します。
変換された数値が同じ値で連続する場合は、2 番目を削除します。
数値部分が3 桁より短い場合は、0 で埋めます。
数値部分が3 桁より長い場合は3 桁で切り捨てます。
注意事項:
この関数の戻り値は、4 文字で構成される値です。例えば、'John Doe'、'Jhn De'、'JOhN Deo'はいずれも、'J530'が返ります。また、'Steve'では'S310'が、'Svte'では'S130 が返ります。このように、SoundX 関数では4 文字の値が返るので、その戻り値を条件式で比較すると、文字列の発音の相違をチェックできます。また、SoundX 関数の戻り値はファイルに保存することもできますし、インデックスを設定することで直接アクセスすることもできます。
日本語文字列(DBCSコード)では動作しません。