ブラウザクライアントのパラダイムからリッチインターネットのパラダイムにアプリケーションを変更する場合き、考慮に入れる必要がある動作の違いがいくつかあります。
これらの問題のいくつかは、以前のセクションで説明しています。
プルダウンメニュー
リッチクライアントアプリケーションは、利用するOSのルック&フィールを持つプルダウンメニューを提供します。独自に作成しないで、これらのメニューを使用してください。これによって、アプリケーションにクライアント/サーバと同じルック&フィールを提供することになります。
認証
リッチインターネット・アプリケーションは、ビルトインされたログオンダイアログを持っています。独自に作成しないで、このダイアログを使用することを検討してください。
帳票と外部ファイル
ブラウザクライアント環境でエクスプローラで表示される出力ファイル(例えばPDFやHTMLファイル)は、[ブラウザ]コントロールを使用することで、リッチクライアントで表示させることができます。これによって、ルック&フィールをコントロールすることができます。
マージ出力
マージ出力による帳票は、[ブラウザ]コントロールを使用することで、リッチクライアントで表示させることができます。マージ出力の帳票は、同じコンテキストを持たないため、これらのタスクによって渡されるどんなパラメータでも明示的に渡す必要があります。
JavaScript
JavaScript関数は、[ブラウザ]コントロールを使用することにより実行することができます。
フォームとコントロール
ブラウザからリッチクライアントにタスクタイプを変更すると、[フォーム]エディタ内のブラウザ形式フォームは全てでコピーされます。オリジナルのフォームは、リッチクライアント形式のインタフェースに変更されます。
HTMLからリッチクライアントまでの変換方法がないため、リッチクライアント形式フォームは関連したコントロールの全てを作り直す必要があります。
ブラウザクライアントがCSSファイルを使用している場合、色とフォントをMagic xpaのアプリケーション定義色と定義フォントのファイルに追加する必要があります。
フレームを含んだブラウザクライアント・プログラムは、リッチクライアントのフレームフォームに変更する必要があります。[出力先フレーム]特性を使用しているすべての[コール]処理コマンドは、その代わりに[出力先]特性を使用しなければなりません。
[テーブル]コントロールの交互表示される背景色を実装するには、[テーブルコントロール特性]を使用します。