範囲と位置付の式

項目の範囲と位置付式は、サーバで評価される場合があります(例えばメインソースのカラムの時)、それはタスクの初期化処理で評価されます。そして場合によっては、(ローカル変数の場合のように)クライアントで評価されることもあります。

特性がいつ評価されるかわからないため、式で使用される関数はニュートラルな関数である必要があります。これは、サーバ側でもクライアント側でもないことを意味しています。

実装

このような処理を実装するには、以下の手順に従ってください。

  1. 関数の値を保持する変数項目を新規に定義します。範囲式がタスクの初期化中に評価されるような項目の場合、親タスクで変数を新規に定義して、タスクへのパラメータとして式を渡すことが必要になる場合があります。

  2. [レコード前]に、関連する式で変数項目を更新します。

  3. テーブルのカラムを扱っている場合は、初期設定処理はサーバ側で実行されます。したがって、[項目更新]処理コマンドの実行条件にStat(0、’C'Mode)を設定する必要があります。