作成されるファイルは、[Magic xpaのインストールフォルダ]\PublishedApplications\<アプリケーション名> の配下に各OS別のフォルダ毎にコピーされます。
ファイルが正常に作成され、エラーが発生しなかった場合、環境設定ファイルにアクセスするためのURLが表示されます。
WindowsとAndoridの場合は、[実行時のリンク先]に表示されているURLをブラウザでアクセスすることでインストールできます。
Android版とiOS版のアプリケーションについての詳細は、ホワイトペーパの『モバイルRIA開発ガイド』を参照してください。
Windows
Windows用の場合、Magic xpaのRIAの実行は、ClickOnceを使用して行われます。リッチクライアントインタフェースビルダは、2つの設定ファイルを作成します。
公開用Webページ …… publish.html というHTMLファイルで、アプリケーションの実行特性(例えば、開始するアプリケーション名と公開プログラム名)が含まれています。このファイルは、必要なファイルへのリンクも含まれています。
HTMLファイルには、.NETフレームワークをインストールするためのリンクが含まれています。このリンクを使用して.NETフレームワークをインストールする場合は、Webエイリアスに適切な権限が必要です(場合によっては、実行権限によって、.NETフレームワークのインストールがブロックされるかもしれません)。
実行用マニフェスト …… RIAモジュールのパスのようなClickOnceの配備に必要な情報が含まれているClickOnceのアプリケーションファイルです。
注意: |
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Android
リッチクライアントインタフェースビルダは、PublishedApplications\<アプリケーション名>\Androidフォルダに.apk(アプリケーション)ファイルと.txtファイルを作成します。
.apkファイル …… Androidデバイスでアクセススすることでインストールすることができます。
.txtファイル …… アプリケーションにアクセスする場合のプロパティファイルです。エイリアスが公開されているフォルダにコピーして、Androidアプリケーションからこのファイルにアクセスすることでアプリケーションに接続できます。
iOS
注意: |
iOS版のアプリケーションは、Mac OS上でビルドする必要があります。 |
リッチクライアントインタフェースビルダは、PublishedApplications\<アプリケーション名>\iOSに以下のファイル/フォルダを作成します。
install.htm …… デバイスからアプリケーションをインストールするためのポータルとなるHTMLファイル。
manifest.plist …… アプリケーションをインストールするためのプロパティが定義されているファイル。
txtファイル …… アプリケーションにアクセスする場合のプロパティファイルです。エイリアスが公開されているフォルダにコピーして、iOSアプリケーションからこのファイルにアクセスすることでアプリケーションに接続できます。
buildフォルダ …… iOSアプリケーションのビルド用ファイルが格納されています。以下の手順でビルドします。
このフォルダごとMacにコピーします。
ウイザードで指定したプロビジョニングファイルをbuildフォルダ内にコピーします。
buildフォルダ内のシェルスクリプトファイル(build.sh)をMac側のターミナルで実行させることでアプリケーションファイル(.ipa)が作成されます。
作成されたアプリケーションファイル(.ipa)を元の居場所(PublishedApplications\<アプリケーション名>\iOS)にコピーして、iPhone/iPadからinstall.htm を開くことでアプリケーションインストールすることができます。