各項目の再計算を実行する際に、データビューに対して以下の規則が適用されます。
[リンク]コマンドによる再計算が行われる場合(リンクカラムの[位置付]特性に項目が定義されている場合)、この項目はサーバ側の再計算項目となります。
項目の[代入]特性は、各レコードに対してサーバで実行されます。
再計算処理にクライアント側の関数が含まれている場合(クライアント側の関数が定義された項目の[代入]特性に再計算項目が定義されている場合)、項目はクライアント側の再計算項目となります。
この項目に対する[項目変更]ロジックユニットが定義され、ここにサーバ側の処理コマンドが定義されている場合、項目はサーバ側の再計算項目となります。
この項目に対する[項目変更]ロジックユニットが定義され、ここにクライアント側の処理コマンドが定義されている場合、項目はクライアント側の再計算項目となります。
再計算定義と[項目変更]ロジックユニットにニュートラルな関数のみが含まれている場合、項目はニュートラルな再計算項目となります。
項目の再計算定義で使用されるすべての処理コマンドは、クライアント側かサーバ側でサポートされるものでなければなりません。
OLE型のデータ項目は定義することができません。
注意: |
[リンク]コマンドによる再計算が発生すると、リッチクライアントエンジンは、アプリケーションサーバエンジンに接続し、新しいレコードを取得します。このため、あまりにも多くの[リンク]コマンドを使用すると、サーバ側との処理に負荷がかかる可能性があります。従って、[リンク]コマンドはできるだけ使用しないようにすることを推奨します。 例えば、データコントロール(データソースの内容をもとに、選択肢を表示させるコンボボックスのような選択コントロール)を使用することで[リンク]コマンドの代わりになる場合があります。また、[結合リンク]コマンドを使用する場合もあります。この場合、コマンドはメインソースと一緒にデータベースからフェッチされ、データの1 つの集まりとしてリッチクライアントエンジンに送られます。 |