このユーティリティは、オンラインタスクをリッチクライアントタスクに変換する作業を支援するものです。
すべての[GUI表示形式]クラスのモデルを[リッチクライアント表示形式]クラスのモデルとしてコピーします。
項目モデルやカラム、変数項目の各特性に対し、[GUI表示形式]特性の内容を[リッチクライアント形式]特性に、[GUI表示テーブル形式]特性の内容を[リッチクライアントテーブル形式]特性にコピーします。特性が継承されていない場合は、このコピー処理が実行されます。その際、[ユーザアクションXX]イベントは、メインプログラムの[ユーザイベント]テーブルに同じ名前のユーザイベントが定義されている場合、このユーザイベントに変換されます。
[RTF化]特性が「Yes」に設定されている[スタティック]モデルは、[リッチテキスト]モデルに変更されます。
この変換ユーティリティを使用することで、フォームを作成する際の作業を一部省くことができます。
このユーティリティを使用する前に以下の作業が必要です。
プロジェクトが使用する全てのコンポーネント用プロジェクトを用意します。
これらのコンポーネントに対するECIファイルを作成し直します。
プロジェクトにECIファイルを再度読み込ませます。
プロジェクトファイルをバックアップします。
プロジェクトがバージョン管理されている場合、最新バージョンを取得し、他のユーザによってチェックアウトされていない状態にします。
以下の操作で、このユーティリティにアクセスすることができます。
[オプション]メニューを開き、[リッチクライアント準備]を選択します。[リッチクライアント準備]ウィザードが起動されます。
[ウェルカム]ダイアログから、[次へ]をクリックします。
[準備方法]ダイアログが表示された段階で、既に変更するプロジェクトが準備されていることを確認します。準備ができたら、[実行]をクリックします。
[実行]をクリックすると、ウィンドウの下にプログレスバーが表示されます。これは、処理が実行されていることを示しています。処理が終了すると、終了メッセージが表示されます。
[OK]をクリックするとウィザードは終了します。