[タスク特性]の[タスクタイプ]特性で「リッチクライアント」と定義することでリッチクライアントタスクを作成することができます。
リッチクライアントサブタスク
リッチクライアントタスクでサブタスクを作成する場合、作成されるタスクもリッチクライアントタスクになります。
タスクタイプの変更
オンライン/バッチタスクをリッチクライアントに変更する
[タスクタイプ]を「O=オンライン/B=バッチ]から「C=リッチクライアント」に変更した場合、以下のように処理されます。
[タスク特性]は、リッチクライアントのデフォルト値が設定されます。
タスクツリー上に定義されたすべてのオンラインタスクは、リッチクライアントタスクに変更されます。
項目の[GUI表示スタイル]特性や[GUIテーブル表示スタイル]特性の継承が解除されており、[リッチクライアント表示スタイル]特性が設定されていない場合、[GUI表示スタイル]特性の内容が[リッチクライアント表示スタイル]にコピーされます。
すべてのGUI表示フォームは、リッチクライアント表示フォームに変換されます。
[イメージ]コントロールのスタイルは、以下のように変更されます。
GUI表示フォーム |
RC表示フォーム |
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[スタイル]特性 |
[境界線スタイル]特性 |
[スタイル]特性 |
凸立体 |
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凹立体 |
凹立体 |
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凹立体 |
平面 |
なし |
なし |
平面 |
細線 |
平面 |
平面 |
太線 |
平面 |
メインプログラムの[ユーザイベント]テーブルに[ユーザアクションXX]イベント(XX:数値)が定義されている場合、タスク内で使用されている内部イベントの[ユーザアクションXX]イベントは、同じ名前のユーザイベントに変更されます。
ユーザアクションの自動変換 …… オンラインタスクに定義された[ユーザアクション]イベントを、リッチクライアントタスクに変換する際に自動的に変換させたい場合は、メインプログラムでユーザイベントを定義し、ここに[ユーザアクション]イベントと同じ名前を定義してください。例えば、オンラインタスク内に[ユーザアクション 5]が使用されて、これをリッチクライアントタスクに変換する前に、メインプログラム内にユーザイベントを定義し、この名前を[ユーザアクション 5]と設定します。リッチクライアントタスクに変換すると、内部イベントの[ユーザアクション 5]イベントのロジックユニットは、メインプログラム内に定義された[ユーザアクション 5]イベントを使用するように自動的に変換されます。
ブラウザタスクをリッチクライアントに変更する
[タスクタイプ]を「B=ブラウザ]から「C=リッチクライアント」に変更した場合、以下のように処理されます。
[タスク特性]は、リッチクライアントのデフォルト値が設定されます。
空のリッチクライアントフォームがこのタスクのメインフォームとして作成されます。
リッチクライアントから別のタスクタイプに変更する
[タスクタイプ]を「C=リッチクライアント」から別のタイプに変更した場合、以下のように処理されます。
[タスク特性]は、変更されたタスクタイプのデフォルト値が設定されます。
サブタスクのタスクタイプが変更できないため、すべてのサブタスクのタスクタイプを個別に変更する必要があります。
フォームのタイプをリッチクライアントから別のタイプに変更する(またはその逆)
[ブラウザ形式]フォームを[リッチクライアント形式]フォームに変更すると、すべてのコントロールは削除され、すべての[フォーム特性]はデフォルト値に設定されます。
[リッチクライアント形式]フォームから他のフォームに変更すると、すべてのコントロールは削除され、すべての[フォーム特性]はデフォルト値に設定されます。
[GUI表示形式]フォームを[リッチクライアント形式]フォームに変更すると、フォームとコントロールは以下のように変換されます。
リッチクライアントタスクでサポートされないコントロールは、フォームからすべて削除されます。
[テーブル]コントロールに配置されたコントロールは以下のように扱われます。
[グループ]と[タブ]の各コントロールは削除されます。
[リストボックス]コントロールに配置された[コンボボックス]コントロールに変換されます。
[ラジオボタン]コントロールは、[コンボボックス]コントロールに変換されます。
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