タスクフロー

実行モードでは、XMLデータソースを使用して動作する時、以下の手順で実行されます。

  1. XMLの読込 …… タスクがオープンされると、[タスク前]の後にXMLソースがビューに読み込まれます。Magic xpaは一度にXMLの全体を読み込みます。同じXMLスキーマの異なるテーブルを使用するサブタスクを起動した場合、XMLを再度読み込むうことは行われません。この手順では、テーブルを定義するだけで構いません。
    [アクセス]特性が「R=読込」に設定された空のXMLは、オープンできませんので注意してください。

  2. XMLドキュメントから取り出されたデータをもとにしたビューにレコードが格納されます。

  3. タスクは指定された処理を実行します。

  4. XMLの書込 …… (ステップ#3で)XMLのビューが変更され、XMLデータソースのアクセスモードが「W=書込」の場合、Magic xpaはタスクの終了時に新しいXMLを出力先(BLOBやファイル)に書き込みます。新しいXMLによって、既存のXMLは置き換えられます。XMLドキュメントの更新/作成内容は、XMLドキュメントをアクセスした最初のタスクが終了した時点で書き込まれます。

注意:

  • XMLファイルの読み込みから書き出しまでの間、XMLファイル全体を排他する必要があるため、複数のユーザが同時に同一のXMLファイルをアクセスすることはできません。
    また、XMLファイルはトランザクションの対象外となります。

  • 親子関係のプログラムの場合、遅延トランザクションを使用してコール特性の「同期」の設定を行うことは可能ですが、Rollbackすることはできません。

  • XMLデータソースの場合は、継承されなかったデフォルト値だけがXMLに要素を記述する時に考慮されます。従って、デフォルト値として0を渡す場合は、この特性の継承を解除する必要があります。

  • CDATAセクションの値は、読み込むことはできますが、更新時は、値は無視されCDATAセクションに書き込まれません。

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