XML データベース利用時には、以下の点に留意してください。
定義取得において取得できる要素の最大数は10,000になります。10,000を越える要素が存在する場合、スキーマを分割するなどの対応を検討してください。
XMLファイル、および定義取得で読み込むスキーマファイルのデフォルトの文字コードはUTF-8です。
[レコード書込]イベント、[ビュー再表示]イベントは、フラットビューに設定されたデータベースの一時テーブルへの書き込みのみ行います。物理的なXMLファイルへの書込はタスクの終了時に行われます。
サーバでファイルを共有する場合、複数のクライアントで同時に同じファイルに対して書込を行うことはできません。
トランザクション処理はサポートされていません。Rollback関数は無効です。
BLOB型項目(HexBinaryまたは、Base64binary) は、現在のバージョンではサポートしていません。
XMLデータベースに対するAPGは照会のみになります。
定義取得時、単純型要素および複合型要素(element)に対する出現回数が2以上に指定されている場合、複数のレコードを登録できるようにするためにデータソースを追加作成しますが、モデルグループ(sequence、choice)に対して出現回数が指定されていてもデータソースは追加作成されません。
出現回数が2以上に指定されている要素に同一の要素(レコード)を登録する場合、既存の要素の末尾に追加されるため、途中に挿入することはできません。
定義取得時、[カラム特性]に反映される制約ファセットは、maxLengthのみとなります。
定義取得時、匿名データ型による宣言(element内に直接に型を定義)を行っている場合、型を正しく取得できないことがあります。
定義取得時に作成されるテンプレートプログラムは、パラメータとして受け取るBLOB項目に対して操作を行ないます。そのため、実際のXMLファイルに対して作成および検索を行う場合、XMLファイルの読込み(File2Blb)および書込み(Blb2File)を行う親プログラムが必要になります。
[データ]リポジトリに制限により、XML Schemaに定義されている要素および属性の名前にはUnicode特有文字は使用できません。また、要素および属性の名前の長さは30バイトまでに制限されます。