[インデックス(式)]特性を使用するには、[インデックス]特性は「0」に設定しておきます。データビュー中のレコードの並び順を決めるインデックスの番号を実行時に動的に決定したい場合にこの特性を使用します。
[インデックス(式)]特性を使用する場合は、以下の点に注意してください。
式の評価結果は、選択したメインソースで有効なインデックス番号でなければなりません。式の評価の結果として得られた番号がインデックス番号として不適当な場合、あるいは[インデックス]特性も[インデックス(式)]特性も「0」のままだった場合には、Magic xpaは物理順をデフォルトとして動作します。
[インデックス(式)]特性はタスクが実行開始時に、タスクのビュー定義が有効になる前に評価されます。そのため[インデックス(式)]特性には、呼び出し元から渡されるパラメータ項目か、親タスクのデータ項目を使用しなければなりません。それ以外のタスクのデータ項目はまだ初期化されていないのでゼロのままです。
式の中でインデックス番号を使用する場合、「INDEX」リテラルを使用すれば、開発者が[データ]リポジトリでインデックスを追加削除などした場合にも、Magic xpaはインデックスの番号を自動的に更新してくれます。つまり、式の中でインデックス番号を使用する時に、インデックス番号「nn」を「'nn'INDEX」 として指定します。
例えば、[式]エディタ内で「'2'INDEX」をインデックス式として入力したとします。その後、新しいインデックスを[インデックス]テーブル内の既存のインデックスより前の位置に挿入し、結果として元からあったインデックスが#2 から#3 に変更されると、Magic xpaは自動的に式の中の「'2'INDEX」を「'3'INDEX」に変更します。
SQLコマンド定義の場合は、この特性にアクセスできません。
XMLソースに対する式特性
式特性は、[XMLソース項目]特性が空白の場合のみ有効です。この特性には、英数字が返る式を指定します。
この特性には、XMLファイルのパスやURLが返る式を定義することができます。
この特性には、XMLの内容ではなくファイル名を指定します。file:\\(省略できます。)またはhttp://(https://)で始まるパスを付加して指定します。例:「c:\my.xml, "http:/localhost/my.xml"」
「0」以外が指定された場合、物理テーブル名として評価される式が定義されているものと扱われます。ここには、論理名を使用することができます。評価されたテーブル名は、[データ]リポジトリで定義されたテーブル名より優先されます。