ヘッダ行は、ロジックユニットを表しています。
各ロジックユニットは、先頭行(ヘッダ行)に表示されるコンボボックスで、ユニットのタイプが指定されます。
タスク前/後 …… これらのロジックユニットには、タスクの起動/終了時に実行される処理コマンドを定義します。
[タスク前]ロジックユニットは、タスクの初期設定処理のために使用されます。
[タスク後]ロジックユニットは、タスクの終了処理(タスク呼び出しのパラメータの更新や合計値の印刷処理など)のために使用されます。
グループ前/後 …… これらのロジックユニットには、ブレイク項目の値が変化すると実行される処理コマンドを定義します。バッチタスクでのみ有効です。
[グループ前]ロジックユニットは、ブレイク項目に新しい値が入力されるとレコードグループの開始処理として呼ばれます。このロジックユニットは、通常、グループヘッダを印刷する処理で使用されます。
[グループ後]ロジックユニットは、変更されたブレイク項目をもったレコードの処理を実行するために呼ばれます。このロジックユニットは、通常、グループフッタを印刷する処理で使用されます。
レコード前/後 …… [レコード前]ロジックユニットには、ディスクからレコードが読み込まれる直後で、対話処理を開始する前に、各レコードごとに実行される処理コマンドを定義します。このロジックユニットは、レコードの初期設定に関わる処理にために使用されます。
[レコード後]ロジックユニットには、変更されたレコードの更新を行うための処理コマンドを定義します。オンラインタスクの場合、レコードが変更されていなければ実行されません。バッチタスクの場合は、各レコードごとに実行されます。
コントロール前/検証/後 …… [コントロール前]ロジックユニットは、特定のコントロールにカーソルが入った場合に実行される処理コマンドを定義します。このユニットは、特定のコントロールの初期設定処理を行う場合に使用されます。コントロールのロジックユニットは、レコードのロジックユニットの後に実行されます。
[コントロール検証]ロジックユニットは、特定のコントロールからカーソルが出た場合に実行される処理コマンドを定義します。このユニットは、[コントロール後]の前に高速モードでコントロールを通過した場合も実行されます。
[コントロール後]ロジックユニットは、カーソルがコントロールを離れる直前にコントロールの終了処理を実行する処理コマンドを定義します。
項目 …… このロジックユニットでは、「C=変更」のみ有効です。特定のデータ項目が変更された場合に実行される処理コマンドを定義します。
イベント …… 指定されたイベントが実行された時に実行される処理コマンドを定義します。[イベント]ダイアログにズームして、イベントを選択します。詳細については、「ユーザ定義イベント」を参照してください。
関数 …… ユーザ定義関数を定義します。
注意: |
ロジックユニットは、基本的には、指定されたレベルにかかわらずどの位置にも定義できます。例えば、[タスク後]は、[ロジック]エディタ内のどの位置にも定義できます。 ただし[グループ]レベルの場合は、一番最初にブレイクが発生する順に[ロジック]エディタの上から(前、後の順に)定義する必要があります。 |
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