このオプションは、テキストファイルや入力デバイスからデータを読み込み、フォームに定義された項目に設定します。
用途
[フォーム入力]処理コマンドは、以下のような場合に使用します。
テキスト形式フォームを使用したデータ入力
注意: |
リッチクライアントタスクではサポートされません。 |
フォーム入力特性
[フォーム入力]処理コマンドには、以下の特性があります。
フォーム
使用の際の注意事項
データ入力プログラムは、APGを使用して自動的に作成することができます。
データの読込先の項目に[代入]特性が指定されていたり、リンク式で使用されている場合、再計算(非手続き型処理)が実行されます。
入力テキストファイルのレコードのレイアウトがレコードごとに異なる場合、各レコードごとに[フォーム入力]処理コマンドを指定しなければなりません。
バッチタスクでスクラッチファイル(ファイル番号0)を使用する場合、[タスク特性]の[タスク終了条件]特性を定義しなけばなりません。式は、EOF(ファイル終了)関数を使用してファイルの終了をチェックし、ファイルが終了した場合、バッチタスクを終了するようなものにします。または、レコードの数を定義しておき、その数のレコードが処理されればバッチタスクを終了するという式を定義することも可能です。
[フォーム入力]処理コマンドでは、複数行のフォームを使用して、その行の数だけのレコードを入力ファイルから読み込むという処理もできます。この方法は、入力ファイルのデータをコピーして、DBテーブルを作成する時に利用できます。この場合、入力ファイルのレコードは、読み込まれた順番にDBテーブルの各行に書き込まれます。
フォームの行サイズは、各最大9,999バイトです。したがって、[フォーム入力]処理コマンドでは、最大で9,999バイトまでのレコードの読込が可能です。
フォームの最大内容サイズ(フォームの行数と列数を掛けたサイズ)は、32KBです。
入力ファイルの数値項目には、マイナス記号、カンマ、小数点(編集後の数値)を含めることができます。
[フォーム入力]処理コマンドの実行時、そのコマンドで使用されているフォームの幅(サイズ)を基に入力ファイルのレコードが読み込まれます。このフォームの幅の読み取りが完了する前に行の改行コード(LF)が検出されると、その時点で[フォーム入力]処理コマンドは終了します。