この処理コマンドを使用して、レコードをテキストファイルや出力デバイスに出力することができます。レコードは、フォームに定義されているレイアウトにしたがって出力されます。このコマンドは、通常、帳票の出力に使用します。
出力フォームがマージフォームの場合に、このコマンドはデータを独立したテンプレートファイルにマージして出力します。
用途
[フォーム出力]処理コマンドは、以下のような場合に使用します。
帳票の出力
データをテキスト形式で出力
タスクのデータを定義済みテンプレートファイルにマージして出力
注意: |
リッチクライアントタスクではサポートされません。 |
使用の際の注意事項
データ出力プログラムは、APGを使用して自動的に作成することができます。
[フォーム出力]処理コマンドは、外部テキストファイル(出力ファイル)を処理するためのコマンドで、DBテーブルを処理するものではありません。
[フォーム出力]処理コマンドは、出力先をディスクファイルやプリンタにリダイレクトすることができます。
帳票を出力する場合、帳票の構成要素(ヘッダ、フッタ、明細行)ごとにそれぞれ、[フォーム出力]処理コマンドを定義します。その場合、帳票の構成要素を全て、テキストファイルが定義されているタスク([入出力ファイル]テーブルで定義します)に一括して定義することも可能ですし、そのタスクの子タスクに定義することもできます。
ページ終了(EOP)状態は、[ページ]特性を「A=自動」または「T=先頭」に設定した[フォーム出力]処理コマンドを実行することでクリアできます。
フォーム出力特性
[フォーム出力]処理コマンドには、以下の特性があります。
フォーム