[リンク]コマンドは、異なるデータベーステーブル間に一対一のリレーションを作成します。リンクは、タスクのメインソースの現在のレコードと、別のデータベーステーブル(リンクテーブル)のレコードとの間に張ることができます。リンクにはインデックスセグメントを使用し、その値が等しい場合、レコードとレコードとの間でリンクが作成されます。
リンクを行うことで以下のことができます。
妥当性の確認
リンクテーブル内に特定のレコードが存在しているかどうかの確認
リンクテーブルから項目を選択することによるレコードのデータビューの拡張
リンクテーブルのレコードの表示、修正、登録
[データビュー]エディタで[リンク]コマンドを定義することができます。
[リンク]コマンドは、レコードのデータビューの準備と同時に実行されます。リンクの作成後、リンク定義内で項目を定義することで、リンクテーブルのカラムがデータビューに追加されます。リンク項目は、メインソースから選択したデータ項目と同じように扱うことができます。
リンクの特徴は、その処理が動的であることです。つまり、メインソースの処理中、リンク定義で指定した式の値が変わると、リンクが自動的に再設定され、リンクされているレコードの値が再設定されます。
用途
メインソースと他のデータベーステーブルとの間に1対1のリレーションを作成できます。
データオブジェクト内の特定のレコードが検索できます。
他のデータオブジェクトに対するデータ検証を行うことができます。
配置
[リンク]コマンドは、[データビュー]エディタでのみ定義できます。ここでは、タスクのデータビューを定義します。
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