[モード]特性の有効な値は以下の通りです。
E=エラー …… メッセージが表示され、その後、次の規則にしたがって動作が実行されます。
[エラー]処理コマンドがオンライン(またはインタラクティブなリッチクライアント)タスクのコントロールレベルで使用されている場合
処理が一時中断します。
カーソルが対応するコントロールに止まります。
エンドユーザがエラーを訂正するまで待機状態に入ります。
[エラー]処理コマンドがオンライン(またはインタラクティブなリッチクライアント)タスクの[レコード後]で使用されている場合
処理が一時中断します。
カーソルは、フォーム上の現在のレコードでパーク可能項目のうち、カーソルが最後にパークしたコントロールに戻ります。
エンドユーザがエラーを訂正するまで待機状態に入ります。
[エラー]処理コマンドがバッチ(または非インタラクティブなリッチクライアント)タスクの[レコード後]で使用されている場合
処理が中断します。
Magic xpaは、現在のレコードをスキップしユーザの入力を待ちます。Esc以外のキーを押下すると、次のレコードからタスクの処理を再開します。Escキーを押下するとタスクを終了します。この場合のエラーメッセージは、エラーを訂正してからEscキー以外のキーを押下するような指示にしてください。プログラムのデバック機能として、この処理コマンドが使用できます。
上記以外のレベル([タスク前/後]やグループレベル、[レコード前])で使用する場合は、処理が中断し、そのレベルの実行がアボートされます。
W=警告 …… 警告音が鳴ると同時に指定したメッセージが表示されます。ただし、タスクの実行は停止しません。メッセージステータスバーに表示される場合は、エンドユーザはメッセージを無視して作業を続けることができます。ユーザが次の操作を行なうとメッセージは見えなくなります。メッセージをダイアログボックスで表示させた場合は、[OK]ボタンをクリックすることでメッセージは見えなくなります。
R=復帰 …… メッセージが表示され、ハンドラ内をフローが逆方法に移動し、ハンドラの先頭に戻ります。
[ブロックIf]処理コマンドが定義されている場合、ブロックユニット内を逆順に実行します。[ブロックWhile]処理コマンドが定義されている場合、ブロック処理を終了し[ブロックWhile]処理コマンドの前に定義されている処理コマンドを]を逆順に実行します。
このモードは、以下のロジックユニット内でのみ有効です。
[イベント(ユーザ、システム、内部、タイマー、式)]
[コントロール前]
[コントロール後]
[コントロール検証]
デフォルト:W=警告
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