OSコマンド

この処理コマンドは、OS上で外部プログラムやバッチファイル、コマンドファイルを実行したい時に使用します。Magic xpaの動作中、このコマンドが検出されると、現在のタスクの実行が一時中断されます。[ウェイト]特性が「Yes」の場合、外部プログラムやバッチファイル、コマンドファイルが終了すると、[OS コマンド]の次のコマンドから現在のタスクが再開されます。

特性

[コールOSコマンド]処理コマンドには、以下の特性があります。

モバイル仕様

iOS/Android上では、コマンドのURLを指定することでデバイス機能を実行することができます。例えば電話を呼び出したり、SMSを送信したり、Webブラウザーを開くことができます。その際、[実行]特性は、「クライアント」に定義する必要があります。

例:

『モバイルRIA開発者ガイド』も参照してください。

注意

メールを送信する際、題名と本文で利用できない文字がいくつかあります。iOSの場合、アンパサンド(&)は%26に置き換える必要があります。また、Androidの場合は、以下の文字を削除する必要があります。

#,%,&, :, =

サードパーティのアプリケーションを呼び出すための表記を使用することもできます。これはURLフォーマットでアクセスすることができます。例えば、以下のように使用することができます。

//?q=New York' は、Waze GPSアプリを開き、ニューヨークを表示します。

'geo: 59.915494,30.409456’は、ナビゲーションアプリ(GoogleマップやWazeなど)を開き、経度:59.915494、緯度:30.409456を表示します。

 

iOS

AirPrintプロトコルを使用してPDFを印刷することができます。OSコマンドで、"Print:filename"を実行することで印刷されます。

fifilenameは、以下のどちらかで指定してください。

サポートバージョン:

2.3

Android

サードパーティのPDFビューアアプリケーションを使用してPDFを表示させることができます。

[コールOS]処理コマンドを使用して "pdf:ファイル名" を実行させること表示されます。”ファイル名”は、デバイスの公開フォルダ(例:/SDCARDフォルダ)内に保存されているPDFのファイル名とパス名を指定します。

たとえば、以下のコマンドは、サーバ上のC:\MagicフォルダからReleaseNotes.pdfファイルを デバイスの/SDCARDCフォルダにコピーして表示します。

  1. ClientFileCopy(ServerFileToClient('C:\Magic\ReleaseNotes.pdf'),'/sdcard/tmpfile.pdf') を実行

  2. [コールOSコマンド]処理コマンドで、 'pdf:/sdcard/tmpfile.pdf' を実行([実行元]特性は、「クライアント」)

[コールOSコマンド]処理コマンドで md(ディレクトリ作成)のDOSコマンドを実行させる場合は以下のように指定します。

'cmd.exe /c md d: \a2'

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