この特性は、DMLステートメントの実行順序を制御することができます。
通常は、(Insertや、Update、Deleteなどの)DMLステートメントは、[レコード後]で送信されます。
これは、例えば、親タスクが子タスクを呼び出した場合、子タスクがその処理を終了すると、親タスクに戻ることで処理が完了することを意味しています。子タスクが親タスクの前に終了したため、親タスクで行った変更が、子タスクを呼び出す前に実行されても、Magic xpaは親タスクの[レコード後]の前に子タスクの[レコード後]の処理が実行されます。
[同期]特性を以下のように使用することで、この動作を変更することができます。
Yes …… 親タスクのDMLステートメントが送信されてから、子タスクのDMLステートメントが送信されます。
No …… Magic xpaの処理フローに従って、DML ステートメントの実行を行います。
式番号 …… 「Yes」か「No」に評価される論理式を定義します。
この特性は、[レコード]、[コントロール]、および[イベント]の各レベルのロジックユニットで定義された、[コールタスク]、[コールプログラム]、[コール式]、および[コール公開名]の処理コマンドで有効です。また[タスク特性]の[トランザクションモード]が「遅延」、「ネスト遅延」、および「親と同一」の場合でのみ有効です。
制限:
メインプログラムでは無効です。