目的
このテクニカルノートは、DDExec関数とDDEサーバアプリケーションのバージョンの違いについて説明します。
説明
Microsoft Officeの前のバージョンで動作したDDEプログラムは、新しいバージョンでは動作しない場合があります。
これはDDEとマクロ関数が変更されたためで、クライアント側のMagic関数に関する問題ではありません。
Magic xpaは、Windowsアプリケーション(例えば、WordやExcel)へのクライアントインタフェースとして、DDE関数を含んでいます。これは、Magic xpaがDDEサーバからサービスを要求するだけであることを意味します。
あるOfficeバージョンから別のバージョンへ移行した場合、DDEサーバが変更されるため、DDExec関数は動作が停止する場合があります。
対応
このような問題に対応するには、使用しているサーバに対応したコマンドと構文を使用することです。
例:
旧バージョン:
BDDExec ('Winword','System','','[run "Macro5"]') / DDExec ('Winword','System','','[run Macro5]') |
新バージョン:
DDExec ('Winword','System','','[call Macro5]') |
全ての構文については、MicrosoftのMSDNオンラインを参照してください。