データ項目の型は、[モデル]リポジトリまたは[カラム]テーブルのいずれかの[型]欄を使用して指定します。Magic xpaで使用できる型は以下の通りです。
型 |
内容 |
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文字 |
文字型は、文字列を格納する場合に使用するデータ型です。文字型では、数値も文字列として格納されます。文字型がデフォルトのデータ型です。 変数項目の最大長は32Kですが、使用するデータベースにより制限を受けることもあります。例えば、Pervasive ゲートウェイを使用する時、DBMSパラメータで「/P:4096」と指定すると、Pervasiveデータベースの内部のページサイズが4096バイトとなりますが、この時には、最大レコード長も4096バイトとなるので、その中に定義されている文字型の最大長も4096バイトということになります。 |
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Unicode |
Magic xpaは、データの変換と転送用にUnicode標準を使用します。この機能は、Magic xpaのANSIとOEMサポートに追加されたものです。 以下のような場合にUnicodeを使用することができます。
現在、Unicode型項目の修正に適用される全ての規則は、文字型項目のものと同じです。 |
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数値 |
整数または小数。Magic xpaでは18桁までサポートされます。全体の桁数および小数部の桁数は、それぞれ最も近い偶数に切り上げられます。
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論理 |
0または1の値を持ち、通常、内部的に1バイトとして格納されます。「True/False」、「黒/白」、「はい/いいえ」などの値の組み合わせを格納する場合、論理型を使用します。 論理型は通常、同等の数値型よりもアクセスが速くなります。0は「False」を、1は「True」を表します。 |
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日付 |
日付を表すデータで、年、月、日からなります。内部的には数値型として格納されていて、西暦1年1月1日を基点(1)として数えた日数が格納されています。日付型データは、画面に表示される場合のみ日付の形式に変換され、Magic xpa内部での計算は、全て数字データとして行われます。
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時刻 |
内部的に秒数のカウンタとして格納されます。時刻型を使用して、時間の長さ、または任意の時刻を表します。日付型と同様、時刻型は数値であるため、加減算できます。時刻型は、画面に表示される時に時刻型式に変換されます。
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BLOB |
Binary Large Objectの略です。 Magic xpaで作成されていないバイナリ情報を含み、サイズも不明です。この情報は、内容が解読されずにそのまま格納されます。BLOBは一般に、OLEオブジェクトまたはイメージビットマップを格納するために使用されます。BLOBが空の場合、NULLとして扱われます。 リッチクライアントプログラムでは、データビューとして沢山のコンテンツを含んだBLOB項目が含まれている場合、各BLOB項目は、サーバとクライアント間で受け渡しを行うため、プログラムのパフォーマンスを低下させます。 |
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OLE |
Magic xpaのフォーム外で実行されるOLE COM オブジェクトのインスタンスを作成するために使用されるBLOB項目です。 |
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ActiveX |
Magic xpaのフォームに配置可能なActiveX COM オブジェクトのインスタンスを作成するために使用されるBLOB項目です。 ActiveXオブジェクトの実行時の操作は、GUI表示やOLEオートメーションコマンドを通して行われます。
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ベクトル |
Magic xpaの ベクトルデータ は、基本的に指定されたセルインデックスを使用してデータを格納したり、検索することのできる配列です。ベクトル型は、追加のセルモデル特性を持つBLOB型に基づいています。 |
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.NET |
.NETアセンブリは、Microsoft .NETによって開発されたコンポーネントの用の標準オブジェクトで、最新のWindowsアーキテクチャに基づいたCOMコンポーネントに相当するものです。 |