数値型の指示記号

機能指示記号は、各属性の[書式]ダイアログで以下のようなオプションが表示されます。

機能指示記号

指示記号

名前

機能

A

オートスキップ

この指示記号は、データ入力時に最後の文字が入力されたら、次の動作を待たずに、自動的に次のデータに移動するよう指示します。

デフォルトは、「No」です。

モバイル仕様:

モバイル環境ではサポートしていません。

N

負数入力

この指示記号は、データ入力時に負数が入力できることを指示します。「Yes」を選択すると、書式の表示サイズがテンプレートの記述に従って自動的に拡大され、負数記号を表示できるようになります。

デフォルトは、「No」です。

C

3 桁区切

この指示記号は、データを3桁ごとにカンマで区切るように指示します。「Yes」を選択すると、書式の表示サイズがテンプレートの記述に従って自動的に拡大され、区切り文字を表示できるようになります。このカンマは、[環境環境]ダイアログの[3桁区切文字]で指定された文字に置き換えることができます。

デフォルトは、「No」です。

L

左詰

この指示記号は、データを左寄せで表示するよう指示します。

デフォルト(No)では、右寄せで表示されます。

Pc

余白埋

この指示記号は、データ数字が含まれていない部分に、[文字]欄にて指定した文字を表示するように指示します。文字を指定しない場合、空白で表示されます。

デフォルトは、「No」です。

Zc

0 値表示

この指示記号は、データがゼロの場合、全ての桁に、「文字」欄にて指定した文字を表示するように指示します。文字を指定しない場合、空白で表示されます。

デフォルトは、「空白」です。

-c{,S};

負数符号

負の値の前に通常のマイナス記号(-)以外の文字列を表示する場合、[負数符号]欄に表示したい文字を指定します。負の値の末尾に文字列を表示する場合、[後付符号]欄に表示したい文字を指定します。これらの文字列は「符号文字列」と呼ばれ、以下の[符号文字列の規則]で説明する規則に従って書式文字列に挿入されます。

  • 機能指示記号「-」または「+」が、書式文字列の末尾に挿入されます。

  • 符号の指示記号の直後には、前付符号、カンマ、後付符号が順に挿入され、最後にセミコロン(;)が付けられます。
    例えば、負の数字5.2 を括弧で囲む場合は、5.2-(,); という書式になります。書式4.3+,CR;-,DB; は、正の数字の末尾に文字列CR を付け、負の数字の末尾に文字列DB を付けます。文字列を前付符号と後付符号に分ける文字として、カンマが使用されます。

+c{,S};

正数符号

正の値の前に文字列を表示する場合、[正数符号]欄に表示したい文字を指定します。正の値の末尾に文字列を表示する場合、[後付符号]欄に表示したい文字を指定します。これらの符号文字列は、次の[符号文字列の規則]で説明する規則に従って書式文字列に挿入されます。

  • 機能指示記号「-」または「+」が、書式文字列の末尾に挿入されます。

  • 符号の指示記号の直後には、前付符号、カンマ、後付符号が順に挿入され、最後にセミコロン(;)が付けられます。
    例えば、負の数字5.2 を括弧で囲む場合は、5.2-(,); という書式になります。書式4.3+,CR;-,DB; は、正の数字の末尾に文字列CR を付け、負の数字の末尾に文字列DB を付けます。文字列を前付符号と後付符号に分ける文字として、カンマが使用されます。

位置指示記号

指示記号

機能

#{n}

 

1桁の数値。データ入力時に、#の位置に数字やシンボル記号(. , - + * /)が入力されたかどうかが検証されます。

数字以外の文字が#の位置に入力された場合、入力は拒否され、エラーメッセージが表示されます。

.

[動作環境]で定義された、小数点の位置を示します。

数値型の項目では、#指示記号やカウント値、オプション小数点の文字によって数値全体、または小数点部分を定義します。これは、デフォルト記憶形式や項目の長さを定義します。

注意:

n …… カウント値を表しています。

{} …… オプションを表しています。

c …… マスク文字を表します。指示記号として予約されている文字(例えばX)をマスク文字として使用したい場合、その文字の前に円記号(\)を置きます。

 

[書式]ダイアログの一番下には、データがどのように表示されるかを示すテンプレートが表示されます。すなわち、表示されるマスク文字や、データにより使用される画面またはレポートフォームの桁数を確認できます。

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