Magic xpaの継承機能は、以下のように動作します。
モデルを新しいオブジェクトに割り当てると、オブジェクトの特性はモデルから引き継がれます。
特性の値を変更することで、該当する特性の継承が解除されます。
モデルを既存のオブジェクトに割り当てると、個別に値が設定されていない特性だけがモデルから引き継がれます。
オブジェクトのモデルを別のモデルに変更すると、継承されている特性値は変更されたモデルの特性値に変更されます。
モデルをオブジェクトから外すと、オブジェクトの特性は、オブジェクトのデフォルト値に変更されます。
以下のトグルボタンを使用することで、各特性に対して継承機能を制御することができます。
このボタンは、現在の特性の継承状態の反対の状態で表示されます。つまり、継承が解除されている場合、継承アイコンが表示されます。
継承解除 …… 特性の継承を解除する場合は、このボタンを使用します。
継承 …… モデルから特性を継承させる場合は、このボタンを使用します。
修正された特性(継承が解除された特性)は青色の太字で表示されます。
継承関係が変更される要因について以下に説明します。
継承関係の解除
個々のモデルの特性の値を、継承されてきたデフォルトの値ではなく、別の値に定義しなおすことができます。特性値を再定義すると、関連付けられているモデルの現在の特性値または更新された特性値が継承されなくなります。継承が「切れた」特性値は、[継承設定]ボタンで継承を設定し直すことができます。
オブジェクトに別のモデルを選択
モデルを別のモデルに変更すると、関連付けられているオブジェクトには新しいモデルの特性が継承され、元のモデルの特性は無視されます。
オブジェクトからモデルを削除
モデルの選択状態を削除すると、ユーザ定義モデルと関連付けられていたオブジェクトが置き換えられ、オブジェクトには、そのオブジェクトタイプのシステムベースのモデルの特性値が継承されます。