アシストユーティリティを利用すれば、テーブルやカラムのデータベース名が組み込まれたSQL 文を簡単に作成できます。SQL コマンドアシストユーティリティは、SQL コマンドを使用する時の前提条件となる、SQL 言語の知識に代わるものではありません。
アシストユーティリティのウィンドウには、以下のアクションボタンと選択一覧で構成されています。
ボタン
表示切替 …… [SQLコマンド]欄の表示を、Magic xpaでのテーブル名とRDBMSでのテーブル名で相互に切り替えることができます。
クリア …… [SQLコマンド]欄をクリアする場合に使用します。
選択一覧
キーワード一覧 …… [キーワード一覧]には、SQLコマンドで使用できるSQLのキーワードの一覧が含まれています。SQLコマンドの規則に従って、選択された値が[SQLコマンド]欄に挿入されます。
演算子一覧 …… [演算子一覧]には、SQLコマンドで使用できるSQLの演算子の一覧が含まれています。SQLコマンドの規則に従って、選択された値が[SQLコマンド]欄に挿入されます。
テーブル一覧 …… [テーブル一覧]には、[SQLコマンド]ダイアログの[データベース]欄で指定されたデータベース内のテーブルに含まれている全てのテーブルが表示されます。これらは、Magic xpaでデータビューを構成できるテーブルです。データベースの中には、Magic xpaが対応できないテーブルが含まれているかもしれません。このような場合は、[SQLコマンド]欄に手動でSQLコマンドを入力してください。[テーブル一覧]からテーブルを選択すると、使用するRDBMSに対応した書式でSQLコマンドが挿入されます。
テーブルとカラムの名を指定する際、データベースによっては完全な表記法によって指定する必要があります。(SQLコマンド表記法については、使用するRDBMSのドキュメントを参照してください。)
一覧には、デフォルトでMagic xpaの[データ]リポジトリ上での名前が表示されます。
SQLコマンドの規則に従って、値を選択してください。
メンバー一覧 …… [メンバ一覧]には、[テーブル一覧]で選択されたテーブルの全てのカラムが表示されます。一覧からカラムを選択すると、カラムのデータベース名が、使用するDBMSに対応した書式で[SQLコマンド]欄に挿入されます。
カラム名を指定する際、データベースによっては完全な表記法によって指定する必要があります。(SQLコマンド表記法については、使用するRDBMSのドキュメントを参照してください。)
一覧には、Magic xpaの[データ]リポジトリ上でのカラム名が表示されます。
SQLコマンドの規則に従って、値を選択してください。
アシストユーティリティを使用してデータベース内にあるテーブルやカラムの名前を参照することができますが、このユーティリティを利用して構文を組み立てる場合は注意が必要です。
例えば、アシストユーティリティは次のような構文を作成します。
SELECT ALL FROM EMPLOYEE |
しかし、これは正しい構文ではありません。正確な構文は以下のようなものです。
SELECT * FROM EMPLOYEE |
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