データソーステーブル

[データソース]テーブル(Ctrl+D)は、メインソースを含むプログラムで使用されるデータソースと関連する処理コマンドによって使用されるデータソースの全てを一覧表示します。これらの表示内容は削除できません。特性を変更することのみ可能です。

実行するタスクが使用するデータソースなど、追加で使用したいものを含めることができます。たとえば、子タスクのデータソースを親タスクで定義しておくことでは、子タスク起動時にデータソースのオープン/クロースにかかる時間を減らすことができます。このような場合、これらのデータソースは、子タスクの[データソース]テーブルにも表示されます。

[データソース]テーブルには、以下のカラムが含まれています。

カラム

内容

#

この読出し専用カラムには、データソースIDとして使用される連番が自動的に表示されます。

データソース

この読出し専用カラムには、データソースのインデックスが表示されます。

説明

メインソースやリンク、宣言としてタスクに1つだけ定義されたデータソースの場合は、タスクに定義されているデータソース名が表示されます。

同じデータソースがタスク内で複数定義されている場合は、[データ]リポジトリに定義されているデータソース名が表示されます。

コントロールに定義されているデータソースの場合は、[データ]リポジトリに定義されているデータソース名が表示されます。

アクセス

アクセス特性はマルチユーザ環境に関連しており、テーブルがどのようにアクセスされるかについて定義します。

  • 読込 …… 読込アクセスのみ可能になります。

  • 書込 …… 読み書きが可能です。

この特性は、コントロールに定義されたデータソースに対しては影響せず、カラムにパークしません。

共有

共有特性は、マルチユーザ環境で関連しており、他の並行タスクがどのようにテーブルにアクセスすることができるかについて定義します。

  • 読込 …… 他のタスクからは、読込アクセスのみ可能です。

  • 書込 …… 他のタスクからは、読み書きのアクセスが可能です(これにより、ロックが発生する場合があります)。

  • なし …… 共有できません。他のタスクからアクセスした場合、テーブルロックが発生します。

[アクセス]特性と[共有]特性の組合せによって、テーブルのオープンモードが自動的に決定されます。

このように、[アクセス]特性が「書込」で[共有]特性が「書込」の場合、.レコードロックが発生する可能性があり、[アクセス]特性が「書込」で[共有]特性が「読込」の場合、テーブルを共有することができます。「共有」が「なし」の場合、テーブルは排他的に使用されます。

この特性は、コントロールに定義されたデータソースに対しては影響せず、カラムにパークしません。

オープン

オープン特性は、データソースをどのようにオープンするかを定義します。

有効な値は以下の通りです。

  • N=標準 …… 通常の利用目的で有効なオープンモード。

  • R=再検索 …… データソースをオープンすると、全てのインデックスがドロップされ、処理を実行し、セッション終了時に作成し直します。再検索オープンは、使用するデータベースゲートウェイに依存しています。

データソースがコントロールにのみ定義されている場合は、「標準」に設定され、パークできません。

この特性は、コントロールに定義されたデータソースやXMLデータソースに対しては影響せず、カラムにもパークしません。

名前

データソースの実際の物理的な名前を指定できます。

XML 項目

XMLソースの項目

キャッシュ

この特性は、リンクテーブルがキャッシュされるかどうかを指定します。この特性は、リンクされたデータソースに対してのみ関連します。

更新レコードの識別

この特性は、データベースを更新する前に、他のユーザによって修正されたレコードを選択する方法かについて定義します。

以下のオプションが選択できます。

  • P=位置

  • S=位置と選択項目

  • U=位置と更新項目

  • T=メインソースに依存

この特性は、遅延トランザクションとSQLテーブルを使用したタスクでのみ有効です。

この特性は、コントロールに定義されたデータソースやXMLデータソースに対しては影響せず、カラムにもパークしません。