埋め込みSQLは、RDBMS に渡すSQL文を開発者が直接記述します。
SELECT文が複雑な場合は、RDBMSサーバに行の結合と制約を行わせて、指定した行だけをMagicタスクのデータビューに反映させる方がより高速に処理できます。この機能は、ネットワークトラフィックが小さいほどシステム全体のパフォーマンスが向上する、クライアント/ サーバ環境において特に有用です。
RDBMSは1つのSQL文、カーソル、単純なトランザクションだけで垂直方向の更新と削除が実行できます。Magicタスクは、データビューの処理を1レコードずつ行います。挿入、更新、削除の各タスクは、全レコードを1回のトランザクションで処理できる場合であっても、レコードの処理を個別に実行します。
DDL(Data Definition Language)処理が実行時に特定される場合に、明示的なSQLを使用することができます。例えば、特定の帳票処理のために特別なテーブルインデックスを作成し、処理が終了したらそのインデックスを削除するような場合に必要になります。また、RDBMSの中で一時テーブルを作成したい場合にも使用できます。
一般的には、Magic xpaからDDLを実行するのは望ましくありません。
SQLコマンドダイアログには、以下のパラメータがあります。
[SQLコマンド]ダイアログには以下のボタンが表示されます。
クリア …… [SQLコマンド]ダイアログ内の表示を消去します。
アシスト …… SQLアシストユーティリティを起動します。
APG …… SQLコマンド用のAPGを起動します。
埋め込みSQLの使用における制約事項のトピックを確認しておいてください。
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