[初期モード]特性で「E=式」を指定した場合、カーソルはここに移動し、式番号を指定できるようになります。この式は実行時に評価され、初期モードを決定します。
注意事項
式の評価結果は有効なタスクモード用の略字(M、C、D、Q、P、E)の1つでなければなりません。
例えば次のような式があったとします。
IF (A='QUERY','Q'MODE,'M'MODE") |
上記の式は、タスク内にある項目Aの値が「QUERY」であれば、Magic xpaがこのタスクの実行をQ(照会)モードで開始することを意味します。それ以外の場合は、M(修正)モードで実行を開始します。
「親と同じ」は、式ではサポートされません。
初期モードの評価は、タスクの実行開始と同時に行われます。[初期モード式]の評価中には、現在のタスクのデータ項目を使用することはできません。したがって、式にデータ項目が使用されている場合、これらのデータ項目は、パラメータや親タスクのデータ項目でなければなりません。式を使用して処理コマンドの初期モードを動的に定義している場合、その式の有効な値が実行時に見つからない旨のエラーメッセージがメッセージボックスで表示され、タスクが終了します。
上記の例のように[初期モード式]の中でMODEリテラルを使用することにより、Magic xpaに文字列の内容を調べさせて有効なタスクモードが指定されているかどうかを確認できます。有効でないタスクモードがその文字列に含まれていると、該当する文字は自動的に除去されます。文字列内の各文字で表されている値は、内部表現の形式で保存されます。