並行実行

この特性は、他の実行プログラムと並行して新しいコンテキストでタスクが実行するかどうかを指定します。

この特性は、一番上位のタスクでのみ有効です。つまり、プログラムは並行実行できますが、サブタスクは並行には動作しません。

このプログラムが実行する時、元の環境で実行している別のタスクと平行していても、独自の環境で実行されます。

各コンテキストは、メインプログラムと独自のメモリテーブルのそれ自身のコピーで、個別のインスタンスのように動作します。

注意:

  • Magicエンジンが、Enterprise Serverライセンス(MGENTxx)で実行している時は、並列プログラムがサーバでオープンされる度に、別のスレッドが使用されます。これは、同時に実行することができる並列プログラムの数が、ライセンスで定義されたスレッド数、またはMagic.iniファイルで定義された[最大並行リクエスト数]のどちらかの下の値に依存することを意味しています。

  • エンジンがクライアントライセンスで実行している時は、同時に実行できるバッチプログラム(オンラインプログラムを呼び出しません)の数は"2"に制限されます。

  • すでに読み込まれているすべてのコンポーネントは、新しいコンテキストでまた読み込まれます。しかし、新しいコンポーネント([即時有効]特性が「No」に設定された)が、新しいコンテキストで読み込まれるのであれば、それはそのコンテキストでのみ有効です。

 

並行実行が設定されたプログラムには、以下の特性が無効になります。

モバイル仕様:

モバイル環境ではサポートされません。

 

例外:

オフラインプログラムは、並行プログラムになりません。非並行プログラムとして動作します。