この特性は、フォーム内の先頭/末尾のコントロールにパークしている場合のTab移動の動作を定義するものです。
サブフォームやフレーム上で動作しているタスクの動作は、親タスクではなく各タスク内のこの特性で定義された内容に基づいて動作します。リッチクライアントタスクでは、この特性が[循環入力]特性の代わりに表示されます。
サブフォームやフレーム内に定義されたタスクは、親レコードの一部として動作します。これは、ネストされたタスクの末尾のコントロールからTab移動した場合、そのタスクを抜け、親タスクにフォーカスを移すことを意味しています。Tab移動があってもサブフォームやフレーム内に留まりたい場合は、この動作では問題があります。この特性はこのような問題を解決するためのものです。
注意: |
この特性は、インタラクティブでないリッチクライアントタスクでは無効になります。 |
この特性のオプションは以下の通りです。
R=現在のレコードに留まる …… このオプションが選択されると、タスク内の末尾のコントロールにパークしている状態でTab移動([次項目]イベント)を行うと、キャレットはタスクの同じレコード内の先頭のコントロールに移動します。キャレットが親タスク内にあったり、サブフォームやフレーム内のタスク内にある場合も同じ動作になります。
この動作は、オンラインタスクの[循環入力]特性が「Yes」に設定されている場合と同じような動作になります。
N=次のレコードに移動 …… このオプションが選択されると、タスク内の末尾のコントロールにパークしている状態でTab移動([次項目]イベント)を行うと、キャレットはタスクの次のレコード内の先頭のコントロールに移動します。
注:修正モードの場合、キャレットが最後のレコードにある場合、新規レコードが追加されます。
キャレットが親タスクやサブフォーム/フレーム内のタスク上にある場合、同じ動作になります。
この動作は、オンラインタスクの[循環入力]特性が「No」に設定されている場合と同じような動作になります。
P=親タスクに移動 …… このオプションが選択されると、タスク内の末尾のコントロールにパークしている状態でTab移動([次項目]イベント)を行うと、キャレットは親タスクの次のコントロールに移動します。
現在のタスクがサブフォームやフレームとして動作している場合、このような動作になります。
タスクがサブフォームやフレーム上で動作していない場合、デフォルト値の設定(現在のレコードに留まる)と同じように動作します。
参考: |
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関連インタフェース: |
非インタラクティブなリッチクライアントタスクでは無効です。 |