[SQLコマンド]ダイアログを利用することで、MagicアプリケーションにネイティブのSQL文を埋め込むことができます。SQL コマンドを使用する場合、タスクの[メインソース]は「SQLコマンド」と表示されます。
[プロジェクト]メニューの[プログラム]を選択します。
新しい行を作成します。
プログラム名として「デモ(または任意の名前)」を入力します。
タスクツリーへズームします。
[タスク環境]メニューから[SQL コマンド]を選択します(Ctrl+Q)。[SQL コマンド]ダイアログが表示されます。
Magic xpaは、[タスク前]を実行する前に、SQLコマンドを実行します。タスクは、戻ってきたデータをデータビューの一部として使用することができます。
Magic xpaはコマンドの構文とセマンティクスの分析は行いません。これによってプログラミングの自由度は高くなりますが、それと同時にプログラマがプログラミング作業を慎重に計画する必要も生じます。Magic xpaには、埋め込みSQL のエラーからデータを保護する仕組みはありません。
埋め込みSQLの動作について
Magic xpaの埋め込みSQL機能は、パフォーマンスを改善するためのチューニングツールとして用意されています。この機能はパフォーマンスが大幅に向上することが見込める場合に必要に応じて使用してください。
以下のような場合に埋め込みSQL機能を使用します。
データベースに関する統計、例えばある特性を持つレコードの数や、当月の給与額総計などを出さなければならない場合。
データに対して垂直方向の更新をかける場合。例えば、全ての給与に対する5パーセントの増額処理、古くなったレコードに対する削除処理、あるテーブルの一部を別のテーブルにコピーする処理などです。
以前にSQL DBMSツールで開発してコンパイルした既存のコード、例えばストアドプロシジャなどを活用する場合。