作業フォルダ(メインプロジェクト/アプリケーションのディレクトリ)やエンジンのディレクトリ、プロジェクトファイル(コンポーネント用)のディレクトリは、以下の予約された論理名を使用して取得されます。
%EngineDir% …… Magicエンジンのディレクトリパスと解釈されます。
%WorkingDir% …… 作業フォルダのパスと解釈されます。
%TempDir% …… OSによって定義された一時ディレクトリのパスと解釈されます。
プロジェクトが何もオープンされていない場合は、%WorkingDir%と%EngineDir%は同じ値になります。
ツールアプリケーションでは、%WorkingDir%と%のEngineDir%は同じ値になります。
これらの論理名は、Translate関数を使用して、環境設定に関するパスやプロジェクト情報に関するパスを取得する場合に使用します。
ProjectDir関数を使用すると、関連するコンポーネントの位置とファイル名を参照することができます。
注意: |
論理名を使用しない場合、プロジェクト内でのカレントディレクトリは、プロジェクトファイルが存在するディレクトリとなります。(V9Plus以前とは、カレントディレクトリの扱いが異なります。) リッチクライアントタスクでは、上記の論理名はサーバ側の環境情報として扱われます。カレントフォルダは、以下のようになります。
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内部論理名の変更
内部論理名の%WorkingDir%と%TempDir%は、Magic xpa 起動時のコマンドラインでのみ変更できます。
例:'MgxpaStudio.exe /[MAGIC_LOGICAL_NAMES] WorkingDir =C:\\temp'
%EngineDir%は、変更できません。
上記の予約論理名は、MAGIC.INIファイルで手動で定義しても無視されます。INIPut関数で予約論理名を指定しても影響しません。また、INIGet関数を使用しても値は取得できません。また、[LOGICAL_NAMES]セクションに定義してもINIGet関数を使用して取り出すことができません。