実行時、入出力処理を行うためにファイル名を確定させる時などに、[論理名]テーブルの論理名が参照されます。ファイル名は左から右にスキャンされ、[論理名]記述が検出されると、[論理名]テーブルから[実行名]カラムの値を持ってきて、置き換えます。論理名は、1 つのファイル名の中に複数個使用することもできます(例えば、ディスクドライブ、ディレクトリ、ファイル名にそれぞれ論理名を使用する。 等)。
論理名情報は、MAGIC.INIファイルの[MAGIC_LOGICAL_NAMES]セクションにあります。
注意: |
リッチクライアントタスクでは、サーバ側の関数としてのみサポートされます。 |
論理名の構文
論理名の構文は、次のようになります。
%logicalname% |
ここで、最初の"%"は、論理名が始まることを示します。logicalname は、論理名自体です。最後の"%"は、論理名が終わることを示しています。
注意: |
論理名の大文字と小文字は区別されます。 |
論理名の使用に関する規則
"%"という文字は、倫理名を区切ること以外の目的で、ファイル名に使用することはできません。
変換中は、倫理名とその区切り文字が[倫理名]テーブルによって実行値に置き換えられます。このため、式で倫理名を使用したい場合、それは文字列の一部でなければなりません。これは、シングルクオーテーションで囲みます。
[倫理名]テーブルに該当する倫理名が見つからない場合、ファイル名から削除されます。
終了の区切り文字がない場合、テキストの最後までが倫理名として扱われます。
複数行編集や[リッチテキスト]コントロールではサポートされません。
MLSシステムで使用するため設定されたプロジェクトで使用される文字列は、ANSIからUnicodeに変換されます。