この特性は、主にISAMデータベース用です。
Magic xpaのロック機能は、トランザクションなしで、MGLOCKファイルによって、レコードレベルおよびテーブルレベルで管理されます。このロック機能はMagicロックと呼ばれ、Magicロック特性を[レコード]や[テーブル]に設定すると有効になります。SQL RDBMSロックは常に起動されているので、物理トランザクションモードタスクでSQLデータベースへアクセスする場合、通常はロック機能を追加する必要ありません。
この設定を[N=なし]に設定すると、使用するデータベースのロック制御のみが有効になります。
N=なし …… Magic xpaによるロック制御は行われず、データベースによる同時アクセス制御機能のみが働きます。
R=レコード …… 1つのレコードに対して同時にアクセスできるユーザの制御にMagic xpaによるロックを使用します。
T=テーブル …… 1つのテーブルに対して同時にアクセスできるユーザの制御にMagic xpaによるロックを使用します。
B=両方 …… 「R=レコード」と「T=テーブル」の両方の機能が働きます。
(ただし、これらの設定を行った場合にも、データベースによる同時アクセス制御機能は働きます)。
「テーブル」や「両方」が設定された場合、実行エンジンはテーブルを無限にオープンしようとします。「なし」が設定され、ロックのためテーブルのオープンに失敗した場合、タスクは終了します。
この特性は、SQLiteでは使用しません。