リッチクライアントタスクでは、アクティビティモニタを使用することでサーバ側のデバッグを行うことができます。クライアント側の処理は、次のイベントが処理される際に、アクティビティモニタに追加されます。
クライアント側のデバッグを行うには:
[ロギング]テーブルの「クライアントの動作」のオプションを「Yes」に設定します。
この場合、別のイベントが実行される前に、リッチクライアントタスクが異常終了したり、ハングアップした場合、アクティビティモニタの最後の処理内容は残りません。従って、クライアント側のデバッグができるようにすることでこの問題が解決できるようにします。
クライアント側の異常終了をデバッグするには:
リッチクライアントアプリケーションの起動用HTMLファイルの"LogClientSequenceForActivityMonitor"フラグを「Yes」に設定します。このファイルは、リッチクライアントインタフェースビルダで作成されます。このフラグが「Yes」に設定された場合、クライアント側の動作内容がクライアントのローカルなログファイルとして書き込まれます。このログファイルには、サーバに送信されなかったすべての情報が含まれます。ログファイルは、各イベント処理が実行された後や、アプリケーションが終了された時点で削除されます。
アプリケーションが起動されると、既存のログファイルを探し出します。以前に異常終了した時のファイルが存在する場合、その内容がサーバに送られ、アクティビティモニタに表示されます。
異常終了が発生した場合、ログファイルが正常に削除されるように、他のすべての並列実行プロセスを終了してください。
アプリケーションを再起動すると、最後のクライアントシーケンスを持つログファイルがサーバに送られます。
アクティビティモニタはクライアントログによって更新されし、現在の問題点の発生箇所を確認することができます。
注意: |
アクティビティモニタの表示行は、サーバ側はピンク色で、クライアント側は白色です。 |