ユーザがリトライする

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トランザクションやデータビューは自動的にロールバックされず、エラーが発生したレコード上にカーソルが置かれた状態で制御がエンドユーザに返されます。この設定は、物理トランザクションでは利用できません。

エンドユーザが復旧できるエラーを、次の表に示します。

エラー

動作

不正なログオン

全てのタスクタイプで有効です。

開発/実行モードにおいて、[ログオン]ウィンドウが表示され、エンドユーザに再度ログオンを要求します。

バックグラウンドモードで実行している場合は、[ログオン]ウィンドウが表示されません。

重複インデックス

制約違反

トリガ失敗

オンライン/ブラウザクライアント

  • 遅延トランザクション …… フラッシュフェーズのみロールバックされます。データビューは、現在のビューのままです。
    レコードレベルでは、レコード上に制御が残ります。
    タスクレベルでは、タスクは実行された状態で最初のレコード上にカーソルが置かれます。

  • 物理トランザクション …… トランザクションは、ロールバックされます。データビューは再作成されます。カーソルは、現在のレコードの先頭に移動します。
    タスクレベルでは、タスクは実行された状態で最初のレコード上にカーソルが置かれます。

バッチタスクには適用されません。

レコードが更新されていた

オンライン

ータビューは更新後に値が表示され、カーソルは現在のレコードに留まります。
[トランザクション開始]欄が「レコード前の前」の場合、そのレコードはロールバックされ

ます。
[トランザクション開始]欄が「タスク前の前」の場合、そのタスクはロールバックされません。

バッチタスクには適用されません。

レコードロック
テーブルオープンに失敗
テーブル作成エラー
テーブル削除に失敗
テーブルコピーに失敗
トランザクションのコミット失敗
トランザクションのオープン失敗
トランザクションの内部エラー
デッドロック
接続に失敗
致命的なエラー
挿入/ 更新/ 削除に失敗
SQL実行エラー
不当なSQLコマンド
不当なオープンQuery式
不当なテーブル名
テーブルが存在しない
読込専用テーブルを更新レコードを別ユーザが変更
レコード紛失

適用されません。

これらのエラーに対してユーザリトライは指定できません。