[タスク特性]で[トランザクションモード]特性が「D=遅延」か「N=ネスト遅延」の場合、Magicは差分更新を行うことができます。
例えば、FLD1 という項目をX という値に更新する場合、更新前のFLD1 とX の差分x をMagic 内部で求めて(FLD1=FLD1+x)の形式でコマンドを発行します。
この制御を行うために、カラムの[更新形式]特性を使用します。特性値は以下の通りです。
A=値更新 Ver8以前と同じ方法で値を更新します:(FLD1=X)
D=差分更新 差分の値で更新します:(FLD1=FLD1+x)
このパラメータは、通常の保存タイプでSQLテーブルに関係する数値型フィールドタイプにのみ有効です。ISAMのテーブルではサポートされていません。また、「遅延」と「ネスト遅延」モードのタスク、または実行時に遅延と評価される「親と同じ」モードに設定されたタスクで有効です。
[データビュー]エディタの項目特性にも[更新形式]特性があります。この特性を「T=テーブルに依存」に設定するとカラム特性の値と同じになります。
参照