NLSSORTのサポート

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NLSSORTのサポート機能を使用すると、アプリケーションはアルファベットの規則に準拠する文字列を突き合わせることができます。通常、WHERE句内の文字列は、文字のバイナリ値を使用して比較されます。

WHERE句内でNLSSORTのサポート機能を使用すると、ユーザが外国語のOracleクライアントで作業している際に、ユーザの本来の言語でアルファベット順にデータを並べ替えることができます。

この機能を使用するには、データベーステーブルで[データベース特性]の[SQL]タブの[データベース情報]特性に次のフラグを追加します。

NLSSORT= Y

このフラグによって、次のように、Magicがデータベースに送信する全てのWHERE句にNLSSORT関数が追加されます。

NLSSORT (value) comparison_ operator NLSSORT(column)

例えば、次のようになります。

NLSSORT('A')=NLSSORT(FLD1)

 

注意:

このフラグを使用すると、パフォーマンスに関する問題が発生する可能性があります。また、OracleのMagicデータベースゲートウェイで大文字と小文字が区別されなくなります。