SDIプログラムが呼ばれた場合、MagicはMDIコンテナの外に新しいコンテナをオープンします。この新しいコンテナは、それ自身のメニュー、ツールバー、およびステータスバーを持っています。
SDIコンテナのウィンドウタイトルはフォームのタイトルになります。タイトルに空白が設定された場合、空白で表示されます。
SDIウィンドウのアイコンは、以下のように扱われます。
[タスク特性]にアイコンファイルが指定されている場合、そのアイコンが表示されます。
[タスク特性]にアイコンファイルが指定されていない場合、起動したプログラムに定義されているアイコンが表示されます。
SDIウィンドウが別のオンラインプログラムを子ウィンドウとして呼び出し、起動されたプログラムの[ウィンドウタイプ]が「子ウィンドウ」に設定されている場合、プログラムはフローティングウィンドウで表示されます。
注意: |
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SDIフォームにおいて、以下の[フォーム特性]を変更することでメニューやツールバー、ステータスバーを表示するかどうかを定義することができます。
SDIの実行時の課題
SDIとして実行することになっているアプリケーションを準備する場合、メインプログラムの設定内容についていくつかの注意点があります。
メインプログラムの[タスク前]からSDIプログラムを呼び出します。このように定義しないと、メインプログラムの終了時にコンテキストがクローズされます。
[コールプログラム]処理コマンドの[条件]特性には、「CtxGetName() ='main'」と設定しなければなりません。このように定義しないと、コンテキストがロードされる度に、何度もプログラムが呼び出されるようになります。
メインプログラムの[ウィンドウを開く]特性([タスク特性]の[インタフェース]タブ)が「No」に設定されていることを確認してください。この設定にしないと、実行時にエラーが発生します。
参照